クニエとみずほ銀行がサプライチェーン途絶リスクマネジメント支援で業務提携、包括的なリスク対策の実現へ
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記事の要約
- クニエとみずほ銀行が業務提携契約を締結
- サプライチェーン途絶リスクマネジメントを支援
- 資金管理と決済観点からの包括的な分析を提供
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クニエとみずほ銀行がサプライチェーン途絶リスク対策で業務提携
株式会社クニエと株式会社みずほ銀行は2024年11月15日に自然災害やパンデミック、地政学リスクなどによる企業のサプライチェーン途絶リスクマネジメント支援に関する業務提携契約を締結したと発表した。両社の専門性を活かし製造業を中心とした企業の包括的なリスク対策を支援する体制が整備された。[1]
クニエは製造・調達現場の経験を持つコンサルタントによる途絶リスク分析と対応支援を強化し、サプライチェーンの調達から生産、物流、販売に至るまでの一連の分析を実施する。みずほ銀行は保有するグローバルな資金管理と貿易金融の知見を連動して提供することで、財務面からのリスク対策を実現するものだ。
業務提携による支援は4つのステップで構成されており、方針策定からリスク分析・特定、対策立案、実行支援まで一貫したサポートを提供する。サプライチェーンを支える資金管理や決済観点の分析・対応を含めた包括的なリスク対策により、企業の事業継続性向上に寄与することが期待される。
サプライチェーン途絶リスクマネジメント支援の概要
支援ステップ | 内容 |
---|---|
STEP1:方針策定 | 対策の方向性の初期仮説と実施範囲、目標の設定 |
STEP2:リスク分析・特定 | 業務/財務両面での事業影響度の可視化と評価 |
STEP3:対策立案 | ヒト/モノ/カネ/情報の各観点から対策を抽出 |
STEP4:実行支援 | 対策の詳細化と役割分担、タスク実行の支援 |
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サプライチェーン途絶リスクについて
サプライチェーン途絶リスクとは、原材料の調達から製品・商品の製造、需給管理、物流、販売に至る工程連鎖が停止や阻害される可能性のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 自然災害やパンデミックによる生産停止
- 地政学リスクによる調達経路の断絶
- 関税障壁による物流コストの上昇
サプライチェーン途絶リスクは製造業を中心に企業の事業継続に大きな影響を与える要因となっており、調達・生産・物流・販売の各工程に加えて財務面での対策が重要である。クニエとみずほ銀行の業務提携により、専門的な人材や知見を活用した包括的なリスクマネジメント支援が可能となった。
参考サイト
- ^ 株式会社クニエ. 「クニエとみずほ銀行、「サプライチェーン途絶リスクマネジメント支援」に係る業務提携開始 ~災害や地政学リスク等に対する資金管理・決済観点を含むSCM分析・対応支援~ | ニュースリリース | クニエ」. https://www.qunie.com/release/20241118/, (参照 24-11-20).
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