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オムロンが卓球ロボット「フォルフェウス」第9世代を発表、生成AIとViLaIn技術で対話的なラリーを実現へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

オムロンが卓球ロボット「フォルフェウス」第9世代を発表、生成AIとViLaIn技術で対話的なラリーを実現へ

PR TIMES より


記事の要約

  • オムロンが卓球ロボット「フォルフェウス」第9世代を発表
  • 生成AIを活用し対話的なラリーを実現
  • 半導体向け自動検査ソリューションも展開

オムロンの新型卓球ロボット「フォルフェウス」第9世代とX線検査装置

オムロン株式会社は独自のコア技術を活用した卓球ロボット「フォルフェウス」の第9世代を2024年12月11日から開催されるSEMICON Japan 2024で世界初公開することを発表した。人と機械の融和をコンセプトに、大規模言語モデル(LLM)を初めて搭載し、プレイヤーとの対話的なラリーを実現している。[1]

フォルフェウスはオムロン サイニックエックスが開発したViLaIn技術により、ラリーの状況や会話、プレイヤーの画像情報を言語化してLLMへ入力することが可能になった。独自のセンサーやロボット、コントローラーなどの制御機器を組み合わせることで、より継続的なラリーを実現している。

さらにオムロンは、半導体パッケージ内部やEV車、生成AI向けデータセンター実装基板のはんだ付けを検査するCT型X線自動検査装置「VT-Xシリーズ」も展示する。独自のAI技術により検査の撮影条件設定を自動的に最適化し、従来は熟練技術者でなければ困難であった検査プログラムの作成を自動化している。

SEMICON Japan 2024開催概要

項目 詳細
開催期間 2024年12月11日~13日
開催時間 10:00-17:00
会場 東京ビッグサイト 東展示場1-8ホール、会議棟
オムロン出展場所 東1ホール 小間番号1318
フォルフェウス展示 東8ホール SEMICON STADIUM
オムロンの詳細はこちら

大規模言語モデル(LLM)について

大規模言語モデル(LLM)とは、膨大な量のテキストデータを学習し、人間のような自然言語処理能力を持つAIモデルのことを指す。以下のような特徴を持っている。

  • 自然な対話や文章生成が可能
  • 文脈を理解した適切な応答が可能
  • 多様な入力データを言語として処理可能

フォルフェウス第9世代では、LLMとViLaIn技術を組み合わせることで、プレイヤーとのラリーや対話をより自然なものにしている。センサーで取得したデータを言語化してLLMに入力し、プレイヤーに合わせた最適なラリー条件を提案することができるのだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「生成AIで進化した卓球ロボット「フォルフェウス」が「SEMICON Japan 2024」に登場! | オムロン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000120244.html, (参照 24-11-20).

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