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公開：2024-11-20

SMBC信託銀行が電子申請サービス「カミレス」を導入、月間1500件以上の手続き対応時間を大幅に短縮し業務効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SMBC信託銀行が電子申請サービス「カミレス」を導入
• 手続き対応の迅速化とコミュニケーション向上を実現
• 月1500件以上の手続きの対応時間が大幅に短縮

SMBC信託銀行の電子申請サービス「カミレス」導入による業務効率化

株式会社オプロは、SMBC信託銀行が金融・行政機関向け電子申請サービス「カミレス」を2024年11月19日に導入したことを発表した。SMBCグループのサステナビリティ推進の重点課題として環境への取り組みを進めており、インターネットバンキング各種手続きのペーパーレス化を支援するツールとしてカミレスを採用することになったのだ。^[1]

従来の住所変更や名義変更などの申請手続きは紙面での郵送対応が中心であり、手続きの不備があった場合の対応に時間がかかることが課題となっていた。カミレスの導入により手続き対応が迅速化され、顧客とのコミュニケーションスピードが格段に向上することが可能となったのである。

カミレスは現行の紙面帳票をデジタルフォームとして活用できる点が評価され、事務・システム部門と個人金融部門が連携して導入を進めた。在留資格の確認など毎月発生する約1,500から1,600件の手続きにかかる対応時間が大幅に短縮され、不備対応もその日のうちに完了するケースが増えている。

カミレス導入の効果まとめ

カミレスの詳細はこちら

ペーパーレス化について

ペーパーレス化とは、業務で使用する紙媒体の文書や帳票をデジタル化し、紙の使用量を削減する取り組みのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 業務プロセスの効率化と迅速化が可能
• 保管スペースの削減とコスト削減を実現
• 環境負荷の低減に貢献

金融機関におけるペーパーレス化は、業務効率の向上だけでなく環境への配慮も含めた重要な取り組みとなっている。SMBC信託銀行のカミレス導入は、デジタル化による業務改善と環境負荷低減の両立を目指す取り組みの一環として位置付けられており、金融機関全体のデジタルトランスフォーメーションを加速させる効果が期待できる。

カミレスに関する考察

カミレスの導入により、SMBC信託銀行は顧客対応の迅速化と業務効率の向上を実現することができた。特に月間1,500件以上の手続きに対する対応時間の短縮は、顧客満足度の向上に大きく貢献することが期待できるだろう。

しかし、デジタル化に不慣れな顧客層へのサポート体制の整備が今後の課題として考えられる。オンライン手続きに抵抗がある顧客向けのサポートデスクの設置や、段階的な移行プロセスの策定が必要になってくるだろう。

金融機関全体のデジタルトランスフォーメーションが加速する中、カミレスのような電子申請サービスの重要性は更に高まっていくことが予想される。今後は他の金融機関との連携機能の追加や、AIを活用した自動処理機能の実装など、更なる機能拡充が期待されるところだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「SMBC信託銀行が金融/行政機関向け電子申請サービス「カミレス」を導入 | 株式会社オプロのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000101.000004537.html, (参照 24-11-20).

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