ミナト・アドバンスト・テクノロジーズが本社新社屋を竣工、ROM書込みサービスの大幅な能力増強を実現

PR TIMES より
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記事の要約
- MATの本社新社屋が竣工、ROM書込みサービス作業スペースを5倍に拡大
- 新型自動プログラミングシステムで書込み能力が3.6倍に向上
- 省エネルギー設備導入で環境負荷低減を推進
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MATの本社新社屋竣工でROM書込みサービスを大幅拡充
ミナトホールディングスのグループ会社であるミナト・アドバンスト・テクノロジーズは2024年11月18日に本社新社屋を竣工した。ROM書込みサービスの作業スペースを旧社屋の約5倍に拡大し、新型自動プログラミングシステムの導入によってROM書込み能力を従来比約3.6倍まで増強している。[1]
新社屋では今後の事業拡大に備えて設備の追加導入が可能なスペースを確保しており、需要の増加に応じてROM書込み能力を柔軟に増強できる体制を整えている。国内大手メーカーの製品向けにROM書込みサービスの需要拡大が見込まれており、これに対応する体制を構築した。
デバイスプログラマの開発製造で国内トップシェアを誇るMATは、新社屋に省エネルギー型の受電設備や空調設備を導入している。さらに新型オートハンドラの採用により稼働時の消費電力を削減し、環境負荷の低減にも積極的に取り組んでいる。
MAT新社屋の概要まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
所在地 | 神奈川県横浜市都筑区南山田町4105番地 |
敷地面積 | 2,936.69㎡ |
延床面積 | 2,912.15㎡ |
階数 | 地上2階 |
竣工日 | 2024年11月18日 |
主な特徴 | ROM書込みサービス作業スペース5倍、書込み能力3.6倍 |
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デバイスプログラマについて
デバイスプログラマとは、半導体デバイスにプログラムを書き込むための専用装置のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 半導体デバイスへのプログラム書込みを自動化
- 大量生産向けの高速な書込み処理に対応
- 電機メーカーや車載装置メーカーの製造工程で使用
MATの自社開発デバイスプログラマは高い信頼性と効率性を備えており、国内トップシェアを誇る主力製品となっている。新社屋に導入された新型オートハンドラと組み合わせることで、さらなる生産性向上と省エネルギー化を実現している。
MAT新社屋の設備拡充に関する考察
ROM書込みサービスの作業スペース拡大と新型自動プログラミングシステムの導入は、増加する需要への対応と生産性向上の両面で重要な意味を持っている。特に電機メーカーや車載装置メーカーからの需要増加に柔軟に対応できる体制を整えたことは、事業拡大の大きな推進力となるだろう。
一方で、半導体業界は景気変動の影響を受けやすく、需要の変動に合わせた設備投資の最適化が課題となる可能性がある。しかし新社屋では将来の設備追加導入を見据えたスペース確保により、市場の変化に応じた柔軟な対応が可能な設計となっている。
環境負荷低減の取り組みは、今後ますます重要性を増すSDGsへの対応という観点からも評価できる。省エネルギー設備の導入と新型オートハンドラによる消費電力削減は、事業の持続可能性を高める重要な施策となっている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「ミナト・アドバンスト・テクノロジーズ 従来比5倍となるROM書込みサービスの作業スペースを備えた本社新社屋が竣工 | ミナトホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000116037.html, (参照 24-11-20).
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