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ソナスが構造物モニタリング向け無線式振動計Sonas x04シリーズを発表、防災とインフラ管理の効率化に期待

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ソナスが構造物モニタリング向け無線式振動計Sonas x04シリーズを発表、防災とインフラ管理の効率化に期待

PR TIMES より


記事の要約

  • ソナスが無線式振動計の新製品x04シリーズを発表
  • 内蔵バッテリーの交換性と操作性が向上
  • IoT無線LTE-Mによる高速データ収集が実現

ソナスの無線式振動計x04シリーズが防災・インフラ監視を強化

東大発ベンチャーのソナス株式会社は、構造物モニタリング向け無線式振動計の新ラインナップとしてSonas x04シリーズを2024年11月20日に発表した。従来のx01から大幅なモデルチェンジを行い、内蔵バッテリーの交換が容易になったほか、操作ボタンへのアクセスやLEDの視認性も大きく向上している。[1]

新製品では、IoT無線LTE-Mを採用したSonas x04 Highwayが登場し、UNISONetによる時刻同期のもとでの計測・記録と、LTE-Mを用いたクラウドへの直接データ転送を組み合わせることで、省電力性を維持したまま高速なデータ収集を実現した。また、親機不要の単点計測モデルSonas x04 Cellの発売も予定されており、時刻同期を必要としないユーザー向けのソリューションを提供する。

さらに、短期駆動版・微動計測システムもフルモデルチェンジを実施し、ハードウェアとソフトウェアの両面で大幅な改良が行われた。この新ラインナップにより、地震や大雨などの自然災害に対する建物や橋梁の構造的健全性の把握がより効率的に行えるようになり、人手不足の問題や南海トラフ地震への備えに貢献することが期待される。

Sonas x04シリーズの機能まとめ

常設設置モデル Highway Cell
通信方式 UNISONet UNISONet+LTE-M LTE-M
主な特徴 バッテリー交換容易 高速データ収集 親機不要
用途 長期モニタリング リアルタイム監視 単点計測
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UNISONetについて

UNISONetとは、同時送信フラッディングを採用した革新的な無線通信規格のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 安定した通信と省電力性能の両立
  • 高速なデータ転送と双方向低遅延通信
  • 多数のセンサ端末の時刻同期が可能

UNISONetは従来のIoT無線では実現が困難だった複数の要求を同時に満たす通信規格として開発された。東京大学発の技術を基盤に、振動計測による構造物モニタリングや建設現場の安全管理など、さまざまな分野での活用が期待される技術である。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ソナス、主力製品である無線式振動計の新ラインナップを発表 | ソナス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000038103.html, (参照 24-11-21).

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