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フィリップ証券が東証主幹事候補証券会社に認定、一般市場の公開引受業務とステップアップ上場支援が強化へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

フィリップ証券が東証主幹事候補証券会社に認定、一般市場の公開引受業務とステップアップ上場支援が強化へ

PR TIMES より


記事の要約

  • フィリップ証券が東証主幹事候補証券会社に認定
  • 一般市場の公開引受業務が可能に
  • TPMからのステップアップ上場支援体制を強化

フィリップ証券が東証主幹事候補証券会社として一般市場の公開引受業務を開始

フィリップ証券株式会社は投資銀行業務と株式執行業務の拡充を目的に、2024年11月12日付で東京証券取引所の主幹事候補証券会社に認定された。この認定により東証、福岡証券取引所、名古屋証券取引所における一般市場の公開引受業務の提供が可能になった。[1]

主幹事候補証券会社としての認定によって、TOKYO PRO MarketやFukuoka PRO MarketのJ-Adviser業務・F-Adviser業務と合わせて、ステップアップ上場を目指す企業に対する一貫したサポートが実現可能となった。TPM上場からの一般市場へのステップアップ上場の需要は増加傾向にあるだろう。

TPM上場会社の一般市場へのステップアップ上場は2021年から2024年10月末までに9件実現されており、4年連続で達成されている。2024年10月末時点で過去のステップアップ上場12社中7社が東証上場会社となっており、着実な実績を積み上げている。

ステップアップ上場の実績まとめ

件数
2021年 2件
2022年 1件
2023年 4件
2024年10月末時点 2件
フィリップ証券の詳細はこちら

ステップアップ上場について

ステップアップ上場とは、新興市場から一般市場への上場変更のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 上場会社としての体制構築が必要
  • 資金調達の実施は企業の裁量で選択可能
  • 流通株式数や時価総額の基準なしで実施可能

TOKYO PRO Marketはガバナンスや内部統制の運用など上場会社として必要な体制構築は必須となっているものの、流通株式数や時価総額の基準がないために柔軟な資金調達が可能となっている。TPM上場により得られるメリットを活用して業容拡大を進め、さらなる成長に向けた資金需要がある中で一般市場へのステップアップを目指す企業が増加傾向にある。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「東京証券取引所一般市場上場における「公開引受業務」提供開始 | フィリップ証券株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000086859.html, (参照 24-11-21).

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