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サンワサプライが2画面4K出力対応のThunderbolt 4ドック400-VGA027を発売、高解像度マルチディスプレイ環境の構築が容易に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • サンワサプライが4K対応Thunderbolt 4ドックを発売
  • 最大2画面の4K/60Hz出力に対応
  • 価格は42,800円で11月22日から出荷開始

サンワサプライのThunderbolt 4ドック400-VGA027が発売へ

サンワサプライは2画面の4K出力に対応したThunderbolt 4ドック「400-VGA027」を2024年11月22日より発売した。Thunderbolt 4ポートを2基とHDMI 1基を備え、うち2基を使用して4K/60Hzの2画面出力が可能になっている。最大8K/60Hzでの1画面出力にも対応しており、高解像度のマルチディスプレイ環境を構築できるようになったのだ。[1]

USB 3.2 Gen 2を4ポート搭載し、最大10Gbpsの高速データ転送を実現している。さらに2.5Gigabit Ethernetポートを搭載することで高速な有線LAN接続が可能になり、SDカードスロットや3.5mmオーディオジャックも備えて拡張性を高めた。

本体サイズは200×75×31mmで重量は約440gとコンパクトながら、最大96WのUSB PD給電に対応している。アルミ素材を採用し放熱性に優れており、セキュリティスロットも装備されているため、ビジネス環境での利用にも適している。

Thunderbolt 4ドック400-VGA027の主な仕様まとめ

項目 詳細
USBポート数 合計6ポート(Thunderbolt 4×2、USB A×4)
映像出力 8K/60Hz×1台または4K/60Hz×2台
データ転送速度 Thunderbolt 4ポート:40Gbps、USB Aポート:10Gbps
ネットワーク 2.5Gigabit Ethernet対応
本体サイズ 約W20×D7.5×H3.1cm、重量約440g

Thunderbolt 4について

Thunderbolt 4は、インテルが開発した高速なデータ転送規格で、以下のような特徴を持つ新世代インターフェースである。様々な周辺機器との接続を1つのポートで実現できる汎用性の高さが特徴だ。

  • 最大40Gbpsの高速データ転送に対応
  • 映像、データ、電力を1本のケーブルで伝送可能
  • デイジーチェーン接続で最大6台までの機器を接続可能

Thunderbolt 4は従来のThunderbolt 3との完全な下位互換性を持ちながら、より高い信頼性と拡張性を実現している。複数のディスプレイを接続する際の帯域幅が確保されているため、4K/60Hz×2画面や8K/60Hz×1画面といった高解像度出力が可能になっており、プロフェッショナルなワークステーション構築に最適な規格となっている。

400-VGA027に関する考察

400-VGA027は複数の高解像度ディスプレイを活用する制作現場や開発環境において、作業効率を大幅に向上させる可能性を秘めている。特にThunderbolt 4の高速データ転送と2.5Gigabit Ethernetの組み合わせは、大容量データを扱う環境で真価を発揮するだろう。

一方で価格が42,800円と比較的高価な点が、個人ユーザーへの普及を妨げる可能性がある。企業での導入においても、費用対効果の観点から慎重な判断が求められるが、生産性向上による長期的なメリットを考慮する必要があるだろう。

今後は8K対応ディスプレイの普及に伴い、より高解像度・高リフレッシュレートに対応した製品が求められる可能性が高い。同時に、よりコンパクトな筐体や低価格モデルなど、ラインナップの拡充にも期待が寄せられている。

参考サイト

  1. ^ サンワダイレクト本店 サンワサプライ. 「Thunderbolt4 ドッキングステーション 2画面出力 TB4×2ポート HDMI×1 96W PD充電 TB4ケーブル付き 40Gbps 4K/60Hz×2画面 USB A ×4 400-VGA027 | 通販ならサンワダイレクト」. https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-VGA027, (参照 24-11-22).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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