新電元工業がOCPP対応EV急速充電器4機種をエコQ電と提携、2024年12月から遠隔管理による効率的な運用が可能に

PR TIMES より
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記事の要約
- 新電元工業のEV急速充電器がOCPP対応でエコQ電と連携
- 充電器4機種がOCPPネットワーク接続で遠隔管理可能に
- 2024年12月から受注開始で利便性が大幅に向上
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新電元工業のOCPP対応EV急速充電器とエコQ電の提携
新電元工業は2024年12月から、OCPP対応EV急速充電器4機種とエネゲートのEV充電器用認証・課金システムエコQ電の提携を開始することを発表した。この提携によって、充電スポットの稼働率向上や安定したインフラ提供が可能になり、ユーザーの利便性が大きく向上することが期待される。[1]
OCPPネットワーク対応モデルでエコQ電サービスと提携することで、メンテナンス作業の一部を遠隔で実施できるようになり、充電設備の管理・運用が効率化される。特に認証・課金やEV充電器の保守・運用を専用端末や特別なネットワークを介さずに行えるため、運用コストの削減にもつながるだろう。
新電元工業のEV急速充電器は自社設計製造の公共インフラ品質で国内10年以上の導入実績があり、耐環境性に優れた独自構造のパワーユニットと耐塩塗装を標準搭載している。全国102拠点の保守サポート体制と組み合わせることで、さらに安定した充電サービスを提供できる体制が整うことになる。
新電元工業のEV急速充電器まとめ
モデル名 | 主な特徴 | 対応言語 | ユニバーサルデザイン |
---|---|---|---|
SDQC2F50シリーズ | 50kW出力 | 日英中3か国語対応 | 車いす対応 |
SDQC2F90シリーズ | 90kW出力 | 日英中3か国語対応 | 車いす対応 |
SDQC2F150シリーズ | 150kW出力 | 日英中3か国語対応 | 車いす対応 |
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OCPPについて
OCPPとは「Open Charge Point Protocol」の略称であり、充電設備と管理・運用システム間の通信を標準化するオープンプロトコルのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 充電設備の遠隔管理・運用が可能
- 認証・課金システムとの連携が容易
- 専用端末や特別なネットワークが不要
OCPPの導入により、充電設備のメンテナンス作業の一部を遠隔で実施できるようになり、充電スポットの稼働率向上につながることが期待される。新電元工業のEV急速充電器4機種がOCPP対応となることで、エコQ電との連携を通じてより効率的な充電インフラの運用が可能となるだろう。
新電元工業のOCPP対応EV急速充電器に関する考察
新電元工業のEV急速充電器がOCPP対応となることで、充電設備の遠隔管理や運用効率の向上が期待できる。特に全国102拠点の保守サポート体制と組み合わせることで、充電インフラの安定性と信頼性が大幅に向上することが見込まれるだろう。
一方で、OCPP対応による遠隔管理システムの導入には、セキュリティ面での課題が考えられる。充電設備のネットワーク接続によるサイバー攻撃のリスクに対して、適切なセキュリティ対策とモニタリング体制の構築が必要となるだろう。
今後は、AIを活用した予防保全や故障予測など、より高度な遠隔管理機能の追加が期待される。充電設備の稼働データを分析し、最適なメンテナンスタイミングの予測や利用状況に応じた充電出力の自動調整など、さらなる効率化とサービス向上が望まれる。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「新電元のEV急速充電器が「エコQ電」対応ラインナップを拡充!OCPP運用で稼働率向上へ。 | 新電元工業株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000063577.html, (参照 24-11-22).
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