公開:

モリサワのUni-TypeがキングジムのテプラPRO SR-R560に採用、ユニバーサルデザインで読みやすさを向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

モリサワのUni-TypeがキングジムのテプラPRO SR-R560に採用、ユニバーサルデザインで読みやすさを向上

PR TIMES より


記事の要約

  • モリサワのUDフォント「Uni-Type」がテプラ新機種に採用
  • キングジムのラベルライター「テプラ」PRO SR-R560に搭載
  • 2025年1月から24,000円+消費税で発売予定

モリサワのUni-TypeがキングジムのテプラPRO SR-R560に搭載決定

モリサワは2024年11月26日、ユニバーサルデザインに対応したビットマップフォント「Uni-Type」がキングジムのラベルライター「テプラ」PRO SR-R560に採用されることを発表した。キングジムのテプラは1988年の発売以来、日本語ラベルライター市場でのシェアNo.1を誇る製品である。[1]

Uni-Typeは旧・株式会社リムコーポレーションと静岡県工業技術研究所の共同研究によって開発されたビットマップフォントであり、2022年2月にモリサワがリムコーポレーションを吸収合併している。シルエットの似た文字を判別しやすくし、字面を大きくするなどユニバーサルデザインのコンセプトに基づいた工夫が施されているのだ。

新機種「テプラ」PRO SR-R560は2025年1月17日より24,000円+消費税で発売される予定で、本体色はブラックとなっている。ユニバーサルデザインフォントの採用により、より多くの人にとって読みやすく適切な情報伝達が可能なラベル作成を実現できるようになった。

テプラPRO SR-R560の製品概要まとめ

項目 詳細
製品名 ラベルライター「テプラ」PRO SR-R560
価格 24,000円+消費税
発売日 2025年1月17日(金)
本体色 ブラック
搭載フォント Uni-Type(ユニバーサルデザイン対応)

ユニバーサルデザインフォントについて

ユニバーサルデザインフォントとは、より多くの人が文字を認識しやすく読みやすいように設計された書体のことである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 文字のかたちがわかりやすい設計
  • シルエットの似た文字を判別しやすい工夫
  • 装飾を省いたすっきりとしたデザイン

モリサワのUni-Typeはビットマップフォントながら、点の集まりによる文字の潰れを考慮し明るく明確なデザインを実現している。第三者機関による評価や共同研究を通じて、ユニバーサルデザインの理念に基づいた高い可読性と視認性を確保することに成功したのである。

テプラPRO SR-R560のUni-Type搭載に関する考察

テプラPRO SR-R560へのUni-Type搭載は、ラベルライターのユーザビリティ向上において重要な一歩となる。特にオフィスや公共施設での使用を想定した場合、高い可読性と視認性を持つユニバーサルデザインフォントの採用は、多様な利用者に配慮した情報伝達を可能にするだろう。

今後の課題として、ラベルの大きさや印刷方式による文字の見やすさの違いへの対応が挙げられる。さまざまな使用環境や用途に応じたフォントのカスタマイズ機能の追加など、より柔軟な対応が期待される。静岡県工業技術研究所との共同研究の知見を活かした継続的な改善が望まれるのだ。

将来的には、AIによる文字認識技術との連携や、多言語対応の拡充なども視野に入れる必要がある。ユニバーサルデザインの理念に基づき、より多くの人々にとって使いやすいラベル作成環境の実現を目指すことが重要だろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ユニバーサルデザインに対応したモリサワのビットマップフォント「Uni-Type」がキングジムのラベルライター「テプラ」新機種に搭載 | 株式会社モリサワのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000519.000010848.html, (参照 24-11-27).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「デザイン」に関するコラム一覧
「デザイン」に関するニュース
「デザイン」に関するニュース一覧
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。