HashPortがEXPO2025デジタルウォレットを国外展開、JNTOが水墨画NFTを活用した観光プロモーションを開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

HashPortがEXPO2025デジタルウォレットを海外展開
日本国外からのアプリダウンロードが可能に
JNTOが水墨画NFTを活用した観光プロモーション開始

EXPO2025デジタルウォレットのグローバル展開とNFT活用プロモーション

HashPortは2023年10月23日から提供を開始したEXPO2025デジタルウォレットのモバイルアプリについて、2024年11月上旬からApp StoreとGoogle Playが提供される全ての国と地域でダウンロードを可能にした。大阪・関西万博の機運醸成と新たな顧客体験の提供に向けて、Web3技術を活用した取り組みを展開している。^[1]

日本政府観光局(JNTO)は2024年11月25日より、万博サブテーマに関連する観光体験や地域のランドマークを題材とした10地域20種類の現代水墨画アートをNFTとして発行するプロモーションを開始した。このNFTは改ざんや譲渡が不可能な新技術を採用しており、参加証明としての活用が期待されている。

JNTOの特設ウェブサイトでは掛け軸内に描かれる水墨画を通じて旅行の疑似体験が可能で、EXPO2025デジタルウォレットのWebブラウザ版で無償でNFTを取得することができる。万博を契機に日本への興味を持つ世界の旅行者に向けて、地域の魅力を発信していく取り組みとなっている。

EXPO2025デジタルウォレットとNFTプロモーションの概要

項目	詳細
提供開始日	2023年10月23日
グローバル展開時期	2024年11月上旬
NFTプロモーション期間	2024年11月25日～2025年10月13日
対象地域	10地域（北海道、東北、関東、中部・北陸、関西、山陰、山陽、四国、九州、沖縄）
NFTアート数	20種類
対応言語	英語、繁体字、簡体字、韓国語

NFTについて

NFTとはNon-Fungible Tokenの略称で、デジタルデータの唯一性を保証する技術のことである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

デジタルデータの改ざんが不可能
他者への譲渡を制限可能
参加証明や所有権証明として活用可能

EXPO2025デジタルウォレットで採用されているNFTは、改ざんのみならず他人への譲渡も不可能な新技術を使用している。この特性を活かし、大阪・関西万博に関連するイベントへの参加証明や施設訪問履歴の証明として活用されており、Web3技術を活用した新たな顧客体験の提供に貢献している。

参考サイト

^ PR TIMES. 「HashPort、日本国外への「EXPO2025デジタルウォレット」アプリの提供を開始～日本政府観光局、NFTを活用した初の海外向けプロモーションを開始～ | 株式会社HashPortのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000046288.html, (参照 24-11-27).
Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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