TOPPANホールディングスが世界のブックデザイン2023-2024展を開催、約150点の国際受賞作品を展示へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

TOPPANホールディングスが世界のブックデザイン展を開催
約150点の国際コンクール受賞作品を展示予定
フィンランドのブックデザインコンクール作品を初公開

印刷博物館P&Pギャラリーの世界のブックデザイン2023-2024展開催

TOPPANホールディングス株式会社は印刷博物館P&Pギャラリーにて2024年12月14日から「世界のブックデザイン2023-2024」展の開催を発表した。この展示会では2024年3月にドイツのライプツィヒブックフェアで表彰された「世界で最も美しい本2024コンクール」の受賞図書が展示される予定だ。^[1]

約150点の展示作品には日本の「第57回造本装幀コンクール」をはじめ、ドイツ、スイス、カナダ、中国、フィンランド、デンマークの各国コンクールの受賞図書が含まれている。展示会場では実際に本を手に取って世界のブックデザインの潮流を体感することが可能である。

特筆すべき点として1947年から開催されている由緒あるフィンランドのブックデザインコンクール「Kauneimmat kirjat」の受賞作品が今回初めて展示されることになった。この展示によってより多様な視点からブックデザインの世界を探究できる機会が提供される。

世界のブックデザイン2023-2024展の展示内容まとめ

国/地域	コンクール名	展示点数
日本	第57回造本装幀コンクール	22点
ドイツ	Die schönsten Deutschen Bücher 2024	28点
スイス	Die schönsten Schweizer Bücher 2023	14点
カナダ	Alcuin Society Awards 2023	10点
中国	2023年度最美的书	24点
フィンランド	Kauneimmat kirjat 2023	25点
デンマーク	Årets Bedste Bogarbejde 2024	24点

展覧会の詳細はこちら

ブックデザインについて

ブックデザインとは本の装丁や造本など、書籍の視覚的および物理的な設計全般を指す概念であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

表紙デザインから内部のレイアウトまでを総合的に設計
可読性と芸術性の両立を目指す
製本技術と密接に関連した造形表現を実現

世界各国のブックデザインコンクールでは、デザインの革新性や技術的完成度、機能性などが総合的に評価される傾向にある。印刷博物館P&Pギャラリーでの展示会では、世界で最も美しい本コンクールの受賞作品をはじめとする約150点の優れたブックデザインを実際に手に取って体験できるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「TOPPANホールディングス印刷博物館 P&Pギャラリーで「世界のブックデザイン2023-2024」展開催 | TOPPANホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001556.000033034.html, (参照 24-11-29).

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