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エミライがFIIOの新型Bluetoothアンプ「BTR17」を発売、デュアルDACとクアッドTHX AAA78+アンプを搭載し高音質再生を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • FIIOのBluetoothアンプBTR17が12月6日に発売
  • デュアルDACとクアッドTHX AAA78+アンプを搭載
  • 価格は35,750円前後でBlackとBlueの2色展開

デュアルDAC搭載のハイエンドBluetoothアンプBTR17が登場

エミライは、中国FIIOブランドのフラッグシップBluetoothアンプ「BTR17」を2024年12月6日に発売すると発表した。BTR7の後継機となるBTR17は、デュアル「ES9069Q」DACとクアッド「THX AAA78+」アンプを搭載し、大幅な性能向上を実現している。[1]

最新のQualcomm「QCC5181」プラットフォームを採用することで、LDAC、aptX Losslessなど主要な高音質コーデックに対応し、高度な音響性能を実現した。デスクトップモード時にはバランス出力で最大650mWの高出力を発揮することが可能だ。

外部独立電源接続用ポートを備え、XMOS 16コア「XU316」プロセッサによる信号処理と10バンドの高精細ロスレスPEQを搭載している。特製8芯ケーブルも付属し、BlackとBlueの2色展開でオープンプライス(市場予想価格35,750円前後)となっている。

BTR17の主な機能まとめ

項目 詳細
DACチップ デュアル「ES9069Q」DAC
アンプ構成 クアッド「THX AAA78+」アンプ
Bluetoothプラットフォーム Qualcomm「QCC5181」
最大出力 バランス出力時650mW(32Ω)
対応コーデック LDAC、aptX Lossless他
信号処理 XMOS 16コア「XU316」

THX AAA78+アンプについて

THX AAA78+アンプは、高度な歪み補正技術を採用した高性能オーディオアンプのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 低歪みと高出力を両立する先進的な設計
  • 左右独立の4基構成による完全バランス設計
  • 高い音質性能と効率的な電力消費の実現

BTR17では左右独立で4基のTHX AAA78+アンプを搭載し、合計8チャンネルの完全バランス設計を実現している。THX AAA78+アンプの採用により、高出力時でも低歪みと優れた音質性能を両立することが可能になった。

BTR17に関する考察

BTR17はハイエンドなBluetoothアンプとして、最新のワイヤレス技術と高品質な音響性能を両立している点が高く評価できる。デュアルDACとクアッドアンプの組み合わせは、モバイル機器としては非常に贅沢な構成であり、高音質再生への強いこだわりが感じられるだろう。

一方で、35,750円前後という価格設定は一般消費者にとってはやや高額であり、市場での普及には課題となる可能性がある。しかしながら、高音質志向のオーディオファンにとっては、その性能と機能性から十分な価値を見出せる製品となっているはずだ。

今後の発展としては、さらなる省電力化やバッテリー持続時間の向上が期待される。モバイル機器としての利便性を高めつつ、ハイエンドな音質を維持することで、より幅広いユーザー層への訴求が可能になるだろう。

参考サイト

  1. ^ FIIO Japan. 「BTR7の後継機種となる最新フラッグシップBluetoothアンプ「BTR17」。 aptX Lossless対応、THX AAA 78+アンプ搭載、最大650mWの出力とバージョンアップ – FIIO Japan」. https://www.fiio.jp/news/btr17/, (参照 24-11-30).

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