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公開：2024-11-30

みなと投資株式会社が設立、スタートアップ業界の2027年問題に対応する新たな金融サービス提供へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• みなと投資株式会社が2024年7月8日に設立
• 2027年問題に対応する新たな金融サービスを提供
• 誰もがベンチャー投資にアクセスできる仕組みを目指す

スタートアップ業界における2027年問題への対応

みなと投資株式会社は、スタートアップ業界が直面する2027年問題に対応するため、2024年7月8日に設立された。2010年代後半に設立された多くのVCファンドが2027年前後に償還期限を迎えることから、投資家の採算悪化が懸念される状況において、新たな金融サービスの提供を目指している。^[1]

みなと投資は資産規模に関係なく誰もが厳選されたベンチャー投資にアクセスできる仕組みを構築し、起業家の長期的なビジョンと挑戦を支援する投資インフラの提供を目指している。スタートアップ業界の支援機運が冷え込むことへの危機感から、多様な投資家による切れ目のないバトンリレーの実現を目標としている。

代表取締役の小板橋達也氏は、株式会社果実堂での経営企画・財務責任者としての経験や、DAIZ株式会社での取締役CFOとしての実績を活かし、スタートアップ企業の成長を支援する新たな金融サービスの展開を推進している。国内のフードテック企業で最大となる累計130億円超の資金調達の実績を持つ。

みなと投資株式会社の概要まとめ

VCファンドについて

VCファンドとは、ベンチャーキャピタルファンドの略称であり、主にスタートアップ企業や成長初期段階の企業に投資を行う投資ファンドのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 成長性の高い未上場企業への投資に特化
• 一定期間後のIPOや売却による投資回収を目指す
• 高リスク・高リターンの投資形態

VCファンドは通常5-10年程度の運用期間を設定しており、2010年代後半に設立されたファンドの多くが2027年前後に償還期限を迎えることで、スタートアップ業界全体への影響が懸念されている。IPO市場の低迷や企業の上場までの期間長期化により、投資回収の見通しが不透明になっているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「スタートアップ業界に迫る「2027年問題」を見据えた新たな金融サービスの提供　みなと投資株式会社 設立のお知らせ | みなと投資株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000150746.html, (参照 24-11-30).

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