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サイバネットシステムがCETOL 6σ v12.0を販売開始、NX統合版で3次元公差解析の操作性が大幅に向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

サイバネットシステムがCETOL 6σ v12.0を販売開始、NX統合版で3次元公差解析の操作性が大幅に向上

PR TIMES より


記事の要約

  • サイバネットシステムがCETOL 6σ v12.0の販売開始を発表
  • NX統合版のリリースで3次元CAD上での直接操作が可能に
  • アセンブリデータの追加やジョイント設定の改善で操作性向上

CETOL 6σ v12.0で3次元公差解析の操作性が向上

サイバネットシステム株式会社は、3次元公差解析ツール「CETOL 6σ」の最新バージョン12.0の国内販売および技術サポートを2025年3月5日より開始した。シーメンス社の3次元CAD「NX」上で直接操作できる「NX統合版」が新たにリリースされ、設計品質の向上に大きく貢献する機能が実装されている。[1]

NX統合版の提供開始により、これまで別ソフトウェアとして起動する必要があったCETOLをNXのアプリケーション内で直接操作することが可能になった。公差値の変更をNXのPMIに自動反映する機能も追加され、NXユーザーの利便性が大幅に向上している。

さらにCETOL v12.0では、アセンブリレベルで作成したデータム平面や形状フィーチャを形体としてモデルに追加できるようになり、CADデータの修正が不要になった。測定終点やジョイントの位置指定に補助形体が使用可能になるなど、設定作業の効率化も実現している。

CETOL 6σ v12.0の機能まとめ

機能 詳細
NX統合版 NXアプリケーション内でCETOLを直接操作可能
PMI連携 公差値の変更をNXのPMIに自動反映
アセンブリデータ追加 データム平面や形状フィーチャをモデルに直接追加可能
補助形体機能 測定終点やジョイント位置の詳細設定が可能
コンテキストメニュー 幾何公差拘束の追加機能を右クリックメニューに追加
CETOL製品の詳細はこちら

3次元公差解析について

3次元公差解析とは、設計段階や量産開始前に3次元モデルを利用して公差の累積によるアセンブリ品質のバラツキを事前検証するための手法である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 3次元CADデータを活用した高精度な検証が可能
  • 公差配分や組立順序の最適化を支援
  • 量産時の品質安定化に貢献

3次元公差解析ツールを使用することで、従来の図面流用や経験則に頼った公差設定から脱却し、データに基づいた客観的な設計改善が可能になる。解析結果を基に公差や寸法を最適化することで、製品品質の向上と市場投入までの時間短縮を実現できる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「3次元公差解析ツール CETOL 6σ 最新バージョン12.0販売開始のお知らせ | サイバネットシステム株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000510.000004714.html, (参照 25-03-07).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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