送配電システムズがデータ集約システムと次期中給システムに関するセミナーを開催、電力安定供給の実現に向け具体的な取り組みを解説

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

株式会社日本計画研究所は、送配電システムズ合同会社の電力システム開発に関するセミナーを2025年3月7日に発表した。送配電システムズは2023年度から電力データ集約システムの運用を開始し、2025年度からはStep2開発の運用開始を予定している。^[1]

電力データ集約システムでは、スマートメーターから得られる電力データを活用し、プライバシーとセキュリティを確保しながら、災害等緊急時の円滑な対応や平時における社会課題の解決を目指している。このシステムは、電力データの効率的な収集と活用を実現する革新的な取り組みとなっている。

また、沖縄電力を除く一般送配電事業者向けに開発中の次期中給システムは、各エリアの中央給電指令所システムを共有化する前例のない取り組みとなっている。このシステム共通化によって、電力供給の効率性と安定性が向上することが期待されている。

セミナー名	送配電システムズ（同）が取り組む電力安定供給に向けた「電力データ集約システム」と「次期中給システム」について
日程	2025/04/04(金) 09:30-11:30
会場	興和広尾ビル
会場住所	〒106-0047東京都港区南麻布5-2-32
概要	一般送配電事業者各社のシステム共通化の取り組みについて、電力データ集約システムと次期中給システムの開発状況や今後の展開について詳説する。
主催	株式会社日本計画研究所
備考	受講料：1名33,390円（税込） 2名以降28,390円（社内・関連会社で同時申込の場合）

中央給電指令所システムとは、電力系統の安定運用を担う重要な基幹システムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

中央給電指令所システムは、各電力会社が独自に開発・運用してきた経緯があり、システムの仕様や運用方法は会社ごとに異なっている。送配電システムズが推進する次期中給システムの共通化によって、運用効率の向上とコスト削減が実現できると期待されている。

^ PR TIMES. 「【JPIセミナー】送配電システムズ（同）「電力安定供給に向けた”電力データ集約システム”と”次期中給システム”について」4月4日(金)開催 | 株式会社日本計画研究所のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001255.000042328.html, (参照 25-03-11).

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