NPO法人eboardがルビフルボタンを導入、学習支援の強化と情報アクセシビリティの向上へ
PR TIMES より
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記事の要約
- NPO法人eboardが公式サイトにルビフルボタンを導入
- ルビ財団が提供する機能で漢字にふりがなを自動追加
- eboardが第一号ルビフルサポーターとして活動開始
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NPO法人eboardがルビフルボタンを導入し学習支援を強化
NPO法人eboardは、2024年8月20日に公式サイトにルビ財団が無償提供する「ルビフルボタン(ベータ版)」を設置した。このボタンを押すことで、サイト内の漢字に自動でふりがなを追加することが可能になった。eboardは第一号ルビフルサポーターとしても活動を開始し、学びにくさを抱える子どもたちの支援を強化している。[1]
eboardはこれまでも、開発・運営するICT教材eboardにふりがな機能を追加するなど、様々な背景から学びにくさを抱える子どもたちのサポートに取り組んできた。2020年には映像授業に「やさしい字幕」を付けるなど、障害や言語などからくる「学びにくさ」を解決するための機能開発を進めてきたのだ。
ルビ財団が掲げる「ルビフル」の趣旨に賛同したeboardは、今後もルビフルサポーターとしてその取り組みを応援するとともに、自らもアクションを起こしていく。活動報告書2023では、通常バージョンに加えて外国の方にも分かりやすい「やさしい日本語」バージョン(ルビあり)を作成するなど、積極的な取り組みを展開している。
ルビフルボタン導入による学習支援強化まとめ
機能 | 対象 | 効果 | |
---|---|---|---|
ルビフルボタン | 漢字へのふりがな自動追加 | 公式サイト閲覧者 | 読解支援 |
ICT教材eboard | ふりがな機能、やさしい字幕 | 学習者 | 学習理解促進 |
活動報告書2023 | やさしい日本語版作成 | 外国人読者 | 情報アクセス向上 |
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ルビフルサポーターについて
ルビフルサポーターとは、ルビ財団が掲げる「ルビフル」の趣旨に賛同し、その取り組みを応援するとともに自らもアクションを起こす団体や個人のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- ルビ財団の提供するツールやサービスを積極的に活用
- ふりがな(ルビ)の適切な使用を通じて情報アクセシビリティを向上
- 多文化共生社会の実現に向けた取り組みを実践
NPO法人eboardは第一号ルビフルサポーターとして、公式サイトへのルビフルボタン設置やICT教材への字幕・ルビ機能の実装など、具体的なアクションを起こしている。これらの取り組みは、様々な背景を持つ学習者の理解を促進し、「学びをあきらめない社会」の実現に寄与している。
ルビフルボタン導入に関する考察
NPO法人eboardによるルビフルボタンの導入は、学習支援の観点から非常に意義深い取り組みだ。特に、外国にルーツを持つ子どもたちや学習障害を抱える生徒にとって、漢字にふりがなが自動で付与される機能は学習の大きな助けとなるだろう。一方で、過度なルビの使用は漢字学習の機会を減少させる可能性もあり、バランスの取れた活用が求められる。
今後の課題として、ルビフルボタンの精度向上や、より多くのウェブサイトへの導入が挙げられる。特に、教育関連サイトや公共サービスのウェブページなど、幅広い層が利用するサイトへの展開が期待される。また、AI技術の活用により、ユーザーの読解レベルに応じて適切なルビを提供するなど、より高度なカスタマイズ機能の開発も検討の余地がある。
eboardの取り組みは、デジタル技術を活用した学習支援の好例となっている。今後は、ルビフルボタンの機能拡張だけでなく、音声読み上げ機能との連携や、多言語対応など、さらなる発展が期待される。こうした取り組みが広がることで、言語や文化の壁を超えた、より包括的な教育環境の構築につながるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「NPO法人eboard、公式サイト内にルビ財団が提供する「ルビフルボタン」を導入し、自動でふりがな追加が可能に | NPO法人eboardのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000070582.html, (参照 24-08-22).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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