ニチリョクが第10回エンディング産業展に出展、終活サポート体制を全面アピール

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ニチリョクが第10回エンディング産業展に出展、終活サポート体制を全面アピール

PR TIMES より


記事の要約

  • ニチリョクが第10回エンディング産業展に出展
  • 終活のすべてをサポートする体制を紹介
  • 葬儀社や石材店との提携を提案

ニチリョクのエンディング産業展出展内容と目的

株式会社ニチリョクは、2024年8月28日から29日にかけて東京ビッグサイトで開催される第10回エンディング産業展への出展を発表した。展示ブース(F01)では、同社の事業を全て展示し、終活のすべてをサポートする体制を紹介する予定だ。この出展を通じて、エンディング産業展に集うあらゆる業種に対し協業・提携のメリットを訴求していく。[1]

出展の主な目的は、葬儀社に対しては葬儀社顧客向けの終活サービス、石材店に対しては改葬サービスに関する提携、そして終活については明確な需要を持った見込み顧客の送客が可能な提携の提案である。この展示会を機に同社と提携した葬儀社や石材店は、ニチリョクのサービスを通じて自社の業務終了後も顧客のLTV(顧客生涯価値)向上を目的としたサービスの充実を図ることが可能となる。

具体的な出展内容としては、石材店向けの改葬(墓じまい)ネットワークの紹介、最新のデジタルサイネージシステム「家系樹」を備えた都市型納骨堂「威徳寺赤坂一ツ木陵苑」の販売提携、そして終活サービス提供業者に対する提携案内が予定されている。これにより、ニチリョクは改葬部門および終活部門の販路拡大と、赤坂一ツ木陵苑の販売促進を見込んでいる。

第10回エンディング産業展の概要まとめ

詳細
開催日時 2024年8月28日・29日 10時~17時
会場 東京ビッグサイト 南展示棟
ニチリョクのブース番号 F01
参加費 無料(要事前登録)
来場者数見込み 約15,000名の終活産業関係者
エンディング産業展の来場登録はこちら

LTV(顧客生涯価値)について

LTV(顧客生涯価値)とは、一人の顧客がその企業の製品やサービスを生涯にわたって利用することで得られる利益の総額のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 長期的な顧客との関係性を数値化する指標
  • 顧客獲得コストとの比較で投資効果を測定可能
  • 顧客セグメントごとの価値を評価し、戦略立案に活用

ニチリョクの事例では、葬儀社や石材店との提携を通じて、顧客のLTV向上を目指している。これにより、提携先企業は自社の業務終了後も顧客との関係を維持し、追加のサービス提供機会を得ることができる。同時に、ニチリョクにとっても改葬部門や終活部門の販路拡大につながり、双方にとって顧客価値の最大化が期待できる戦略となっている。

エンディング産業展出展に関する考察

ニチリョクのエンディング産業展出展は、終活市場における同社の総合的なサービス展開を強調する絶好の機会となるだろう。特に、葬儀社や石材店との提携を通じて、顧客のライフサイクル全体をカバーするサービス体制を構築できる点は高く評価できる。一方で、多様な企業との提携拡大に伴い、サービス品質の均一化や顧客データの管理など、新たな課題が生じる可能性もある。

今後の展開として、デジタル技術を活用した遠隔でのお墓参りサービスや、VR/AR技術を用いた追悼体験の提供など、より革新的な終活サービスの開発が期待される。また、高齢化社会の進展に伴い、終活サービスの需要は今後さらに高まると予想されるため、顧客のニーズに合わせたきめ細かなサービス展開が重要になるだろう。エンディング産業全体の発展に向けて、ニチリョクのような総合的なサービス提供企業の役割は一層重要性を増すと考えられる。

さらに、国際的な視点から見ると、日本の終活サービスは世界的にも注目されている分野であり、将来的には海外展開の可能性も考えられる。ニチリョクが築いたビジネスモデルや、デジタル技術を活用したサービス展開は、グローバル市場においても競争力を持つ可能性がある。今回のエンディング産業展を契機に、業界全体のイノベーションが加速することが期待される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「株式会社ニチリョク、8月28日~29日開催「第10回 エンディング産業展」へ出展 終活のすべてをサポートする当社体制を訴求 | 株式会社ニチリョクのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000070310.html, (参照 24-08-22).

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