ブロックチェーン

BLOCKCHAIN

公開：2024-08-22

ジャスミーがTECH+ EXPOでプラチナデータ活用ソリューション「Jasmyプラットフォーム」を紹介、新会員制度も発表

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ジャスミーが「TECH+ EXPO 2024 Summer for データ活用」に出展
• 「Jasmyプラットフォーム」の革新的ソリューションを紹介
• 「ジャスミー・イニシアティブ会員制度」の新たな展開を発表

ジャスミーのTECH+ EXPO 2024 Summer出展とプラチナデータ活用ソリューション

ジャスミー株式会社は、2024年8月22日・23日に銀座 マイナビPLACE歌舞伎座タワーで開催される「TECH+ EXPO 2024 Summer for データ活用」に出展することを発表した。同社は、ビッグデータを超えた「プラチナデータ」を活用し、地域創生や企業・会員組織のサービス向上を実現する革新的なソリューション「Jasmyプラットフォーム」を紹介する予定だ。^[1]

「Jasmyプラットフォーム」は、ガス代ゼロのJasmyブロックチェーンを活用し、企業や自治体が新しいデータ管理を実現することを可能にする。分散型IDによる個人情報保護や、耐改ざん性に優れたログデータ管理による信頼性の確保、さらにポイントや地域通貨の決済履歴との連携によるデータ経済圏の構築が特徴となっている。

また、ジャスミーは「ジャスミー・イニシアティブ会員制度」の新たな展開も発表する予定だ。これまで限定的だった制度をさらに拡充し、より多くの企業がプラットフォームを利用できるようになる。この制度を基盤に、プラットフォームの機能向上と実用ベースでの利用者拡大を図っていく方針を示している。

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プラチナデータについて

プラチナデータとは、個人に密接に結びついた高品質かつ価値の高いデータのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 個人情報と紐づいた詳細かつ正確なデータ
• ビッグデータよりも精度が高く、個別化された情報
• ブロックチェーン技術により安全性と信頼性が確保されたデータ

ジャスミーの「Jasmyプラットフォーム」では、このプラチナデータを活用することで、地域創生や企業・会員組織のサービス向上を実現している。ガス代ゼロのJasmyブロックチェーンを用いることで、データの安全性と透明性を確保しつつ、個人情報の保護と効果的な利用の両立を図っているのだ。

プラチナデータ活用ソリューションに関する考察

ジャスミーが提供する「Jasmyプラットフォーム」は、個人情報保護と効果的なデータ活用の両立という点で画期的だ。分散型IDの採用により、個人情報の漏洩リスクを最小限に抑えつつ、必要な情報のみを安全に共有することが可能となる。これにより、企業や自治体は顧客や市民のニーズをより正確に把握し、的確なサービス提供や政策立案を行うことができるだろう。

一方で、プラチナデータの活用には倫理的な課題も存在する。個人に紐づいた詳細なデータの利用は、プライバシー侵害のリスクを高める可能性があるのだ。この問題に対しては、データ利用の透明性確保や、個人がデータの提供範囲を細かく制御できる仕組みの導入が解決策となるかもしれない。さらに、データ提供者への適切な報酬還元システムの構築も、公平なデータ経済圏の形成には不可欠だろう。

今後、「Jasmyプラットフォーム」には、AIとの連携強化やリアルタイムデータ分析機能の拡充が期待される。これにより、より迅速かつ的確な意思決定支援や、個人に最適化されたサービス提供が可能になるだろう。また、異なる業種間でのデータ連携や、国際的なデータ流通の仕組み作りにも注目したい。プラチナデータの活用が進めば、社会全体の効率性向上と新たな価値創造が加速することだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ジャスミー、「TECH+ EXPO 2024 Summer for データ活用」に出展 | ジャスミー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000025296.html, (参照 24-08-22).

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