王子ネピアがJAPANドラッグストアショーに出展、ティシュでお花づくりワークショップで環境教育を推進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

王子ネピアが第24回JAPANドラッグストアショーに出展
ティシュでお花づくりワークショップを実施
森や紙の大切さを親子で学べる企画を用意

王子ネピアのJAPANドラッグストアショー出展と環境への取り組み

王子ネピア株式会社は2024年8月30日から9月1日まで東京ビッグサイトで開催される第24回JAPANドラッグストアショーに出展することを発表した。同社は「人と地球に、ここちいい。」のタグラインのもと、王子ホールディングスと共に森林保護活動に取り組んでいる。今回の出展では「森のネピア」をコンセプトにしたブースを設置し、環境保護の重要性を訴求する。^[1]

ブース内では、ティシュを使用したオリジナルのお花づくりワークショップを実施し、紙の大切さを楽しみながら学べる機会を提供する。また、トイレットロールの生産工程を紹介する工場動画の放映や、約2メートルを超える長いトイレットロールの展示も予定されている。これらの取り組みを通じて、子供たちに森林資源の重要性や紙製品の製造過程への理解を深めてもらうことを目指している。

さらに、ブースに来場した親子を対象にしたオリジナルガチャも設置され、新商品「ネピアよそいき保湿ソフトパックティシュ」をはじめとするネピア製品が当たる企画も用意されている。また、来場者全員に王子ネピアオリジナルのステッカーがプレゼントされる予定だ。これらの取り組みを通じて、王子ネピアは環境保護の重要性を楽しく学べる場を提供し、企業の社会的責任を果たしている。

王子ネピアのJAPANドラッグストアショー出展内容まとめ

	イベント内容	目的	対象
ティシュのお花づくりワークショップ	ティシュでオリジナルの花を作成	紙の大切さを学ぶ	親子
工場動画放映	トイレットロールの生産工程紹介	製造過程への理解を深める	全来場者
長尺トイレットロール展示	約2メートルの断裁前ロールを展示	製品への興味喚起	全来場者
オリジナルガチャ	ネピア商品が当たる抽選	製品PRと来場促進	親子
オリジナルステッカー配布	森のネピアステッカーなど配布	ブランド認知向上	全来場者

FSC認証について

FSC認証とは、Forest Stewardship Council（森林管理協議会）が運営する国際的な森林認証制度のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

環境保全に配慮した適切な森林管理を認証
木材製品の生産・加工・流通過程を追跡可能
世界で最も広く認められている森林認証制度

王子ネピアは2011年から業界に先駆けて主要商品にFSC認証紙を採用している。この取り組みは、持続可能な森林経営を支援し、環境に配慮した製品を消費者に提供するという同社の姿勢を示している。FSC認証の採用は、王子ネピアの環境保護への取り組みの一環であり、消費者の環境意識向上にも貢献している。

王子ネピアのJAPANドラッグストアショー出展に関する考察

王子ネピアのJAPANドラッグストアショー出展は、環境保護と製品PRを効果的に組み合わせた戦略として評価できる。特に、ティシュでのお花づくりワークショップは、子供たちに紙の価値や環境保護の重要性を楽しく学んでもらえる点で優れている。また、工場動画の放映や長尺トイレットロールの展示は、製品の製造過程への理解を深め、消費者と企業の距離を縮める効果が期待できるだろう。

一方で、今後の課題としては、イベント後の継続的な環境教育や消費者とのコミュニケーションが挙げられる。単発のイベントで終わらせるのではなく、SNSやウェブサイトを活用した情報発信や、学校教育との連携など、長期的な視点での取り組みが求められる。また、製品のさらなる環境配慮型への進化や、パッケージの簡素化なども検討の余地があるだろう。

今後、王子ネピアには環境保護活動と製品開発の両立をさらに推進することが期待される。例えば、再生可能エネルギーの利用拡大や、生分解性素材の研究開発などが考えられる。また、消費者参加型の森林保護プログラムの実施や、環境教育アプリの開発など、テクノロジーを活用した新たな取り組みも検討の価値があるだろう。このような革新的なアプローチが、企業の社会的責任を果たしつつ、ブランド価値の向上にもつながると考えられる。