ユニファとMIXIが資本業務提携契約を締結、ルクミーフォトとみてねの連携強化でこどもの成長を家族全員で共有しやすく

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

ユニファとMIXIが資本業務提携契約を締結
「ルクミーフォト」と「みてね」のサービス連携強化
「ルクミーみてねプラン」の開始と写真連携機能の導入

ユニファとMIXIの資本業務提携によるサービス連携強化

ユニファ株式会社は株式会社MIXIと資本業務提携契約を締結し、2024年8月27日に発表した。この提携により、ユニファの「ルクミーフォト」とMIXIの「家族アルバムみてね」のサービス連携を強化し、保育施設で撮影したこどもの写真を通じた家族コミュニケーションの促進を目指している。両社の協力によって、こどもたちの成長を捉えた写真をより多くの家族に届けることが可能になるだろう。^[1]

この資本業務提携の一環として、2024年10月から「ルクミーみてねプラン」の提供が開始される予定だ。このプランでは、保育施設が導入費用無料で「ルクミーフォト」を利用できるようになり、撮影した写真を簡単に保護者へ提供することが可能になる。さらに、2025年1月以降には「ルクミーフォト」で撮影された写真が「みてね」に自動連携される機能の開始が予定されている。

両社は今回の提携を機に、さらなるシナジー効果を追求し、こどもを起点とする家族に関する新しい価値の創造に努めていく方針だ。「こどもをまんなかとした家族コミュニケーションと家族の幸せを創り出す」という共通の目的のもと、今後も様々な連携を検討していくとしている。この提携により、保育施設と家族をつなぐ新たなコミュニケーション基盤が構築されることが期待される。

ユニファとMIXIの資本業務提携の主な内容

	ルクミーみてねプラン	写真連携機能	キャンペーン
開始時期	2024年10月（予定）	2025年1月以降（予定）	2024年9月1日〜30日
主な特徴	導入費用無料でルクミーフォト利用可能	ルクミーフォトの写真がみてねに自動連携	無料カメラマン派遣（条件あり）
対象	保育施設	保護者	新規加入の保育施設
メリット	写真の簡単な保護者への提供	家族全員との簡単な写真共有	高品質な写真撮影サービス

ルクミーみてねプランの詳細はこちら

ルクミーについて

ルクミーとは、ユニファ株式会社が提供する保育施設向け総合ICTサービスのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

IoTやAI/ChatGPTなどの最新テクノロジーを活用
保育業務の負荷軽減や可視化を実現
こどもとより向き合える豊かな環境整備を支援

ルクミーシリーズは2024年8月時点で導入数が20,000件以上に達している。このサービスは、登降園管理やお昼寝時の見守り、保育日誌や保育計画の作成、保護者や自治体への書類作成、保育者のシフト管理など、多岐にわたる保育業務をサポートしている。ルクミーの利用により、保育関連業務のDXが実現し、保育者の心と時間のゆとりの創出、さらには保育の質の向上にも貢献することが期待されている。

ユニファとMIXIの資本業務提携に関する考察

ユニファとMIXIの資本業務提携は、保育施設と家庭をつなぐ新たなコミュニケーション基盤の構築という点で非常に意義深い。特に「ルクミーみてねプラン」の導入により、多くの保育施設がICTツールを活用できるようになり、保育業務の効率化と保護者とのコミュニケーション向上が期待できるだろう。一方で、個人情報保護の観点から、写真データの取り扱いには細心の注意が必要となるはずだ。

今後、この提携によって生まれる新たなサービスやフィーチャーに注目が集まるだろう。例えば、AIを活用した子どもの成長記録の自動生成や、保育施設と家庭での子どもの様子を総合的に分析するツールなどが考えられる。また、他の保育関連サービスとの連携拡大も期待される。ユニファとMIXIは、それぞれの強みを活かしつつ、より包括的な子育て支援エコシステムの構築を目指すべきだろう。

この提携が成功すれば、日本の保育・子育て環境の改善に大きく貢献する可能性がある。保育者の負担軽減、保護者の安心感向上、そして何より子どもたちの健やかな成長を支援するツールとして、両社のサービスがさらに進化していくことが期待される。今後は、ユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れ、常に改善を重ねていく姿勢が重要になるだろう。