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公開：2024-08-28

Animoca Brands JapanとX2Y2がパートナーシップを締結、NFT取引の流動性向上を目指す

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Animoca Brands JapanとX2Y2がパートナーシップを締結
• SORAHとX2Y2のサービス連携で取引流動性向上を目指す
• Web3プロジェクトの世界展開と日本展開を支援

Animoca Brands JapanとX2Y2のパートナーシップによるNFT取引の新展開

Animoca Brands Corporation Limitedの戦略的子会社であるAnimoca Brands株式会社は2024年8月27日にNFTマーケットプレイス「X2Y2」とのパートナーシップ締結を発表した。このパートナーシップでは、Animoca Brands JapanのNFTローンチパッド「SORAH by Animoca Brands Japan」とX2Y2の両サービスにおいて、取引の流動性を高めるサービス連携を推進していく方針だ。^[1]

SORAH by Animoca Brands Japanは、NFTの販売だけでなく販売戦略やマーケティングなど多角的に支援するプラットフォームである。Animoca Brandsの540社以上の投資先や約7億人のユーザーを抱えるエコシステムを活用し、日本のIPを活用したWeb3プロジェクトの世界展開や、海外Web3プロジェクトの日本展開を支援することを目指している。

X2Y2は世界最大規模の取引量を誇るNFTマーケットプレイスであり、グローバルを中心に大きな顧客基盤を持つ。このサービス連携により、ユーザーの利便性向上だけでなく、プライマリーセールを希望するプロジェクトにとっても魅力的な販売場所を提供することが可能になる。今後の展開に注目が集まっている。

SORAH by Animoca Brands Japanの特徴まとめ

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NFTマーケットプレイスについて

NFTマーケットプレイスとは、非代替性トークン（NFT）の取引を行うためのプラットフォームのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• デジタルアートや collectibles の売買が可能
• ブロックチェーン技術を利用した安全な取引環境
• クリエイターやアーティストの新しい収益源

X2Y2は2022年2月にサービスを正式にローンチして以降、急激にサービスを拡大し、世界3位（約1,970億円/2023年実績）の流通金額を持つプラットフォームとなっている。NFTマーケットプレイスに加えて、レンディングやアグリゲーターといった周辺領域のサービスも提供しており、NFT取引の中心的な存在として注目を集めている。

Animoca Brands JapanとX2Y2のパートナーシップに関する考察

Animoca Brands JapanとX2Y2のパートナーシップは、日本のWeb3市場に大きな影響を与える可能性がある。SORAHによる日本のIPを活用したWeb3プロジェクトの世界展開と、X2Y2の大規模な顧客基盤を組み合わせることで、日本発のNFTプロジェクトがグローバル市場で競争力を持つ機会が増えるだろう。一方で、海外のWeb3プロジェクトの日本展開も促進されることで、国内のNFT市場がさらに活性化する可能性も高い。

今後の課題としては、日本の規制環境との調和が挙げられる。NFTや暗号資産に関する法規制が明確でない部分もあるため、コンプライアンスを維持しながらいかにサービスを展開していくかが重要になるだろう。また、ユーザーの教育やセキュリティの確保も継続的な課題となる。これらの問題に対しては、業界団体との連携や、ユーザー向けの啓発活動の強化が解決策として考えられる。

将来的には、NFTの用途拡大が期待される。現在のアートや collectibles 中心の市場から、不動産や知的財産権、さらにはメタバースとの連携など、より広範な分野でのNFT活用が進む可能性がある。Animoca BrandsとX2Y2の両社には、こうした新しい領域へのチャレンジと、それに伴う技術開発やユースケースの創出が期待されている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Animoca Brands JapanとX2Y2がパートナーシップを締結 | Animoca Brands 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000093690.html, (参照 24-08-28).
2. Meta. https://about.meta.com/ja/

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