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公開：2024-08-29

SEVENRICH Accountingがミラサポコネクト推進事業に参画、中小企業支援の官民連携を強化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SEVENRICH AccountingがミラサポコネクトPJ参画
• 中小企業支援の官民連携プラットフォーム構築
• マッチング機能の開発と運用開始を目指す

SEVENRICH Accountingがミラサポコネクト推進事業に参画

株式会社SEVENRICH Accountingは、中小企業庁より「令和6年度中小企業・小規模事業者ワンストップ総合支援事業」を受託したチームラボ株式会社と共に、ミラサポコネクト推進事業を実施することを2024年8月27日に発表した。ミラサポコネクトは、中小企業等の申請データや支援機関の相談データなど、官民の中小企業関連データを連携する基盤であり、様々なステークホルダーによる分析・活用を通じて中小企業支援の官民連携を推進するものだ。^[1]

中小企業庁は、ミラサポコネクトを活用して中小企業に対する支援機関や金融機関等による能動的な支援を促進するため、2024年度中に企業情報やその支援ニーズを集約したマッチングプラットフォームの運用開始を目指している。本事業は、このマッチングプラットフォームの運用開始に向けた提供サービスの検討及びシステム構築を実施するものである。

SEVENRICH Accountingは本事業において、中小企業者、支援機関、有識者へのヒアリング調査及び分析、サービス利用状況分析と改善事項の提案、イベント関連会議に関する資料準備の3項目を担当する。2011年の設立以来、800社を超えるスタートアップを支援してきた同社の知見が、ミラサポコネクトの機能強化と中小企業支援の充実に貢献することが期待される。

ミラサポコネクト推進事業の概要

ミラサポコネクトについて

ミラサポコネクトとは、中小企業等の申請データや支援機関の相談データなど、官民の中小企業関連データを連携する基盤のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 中小企業等の申請データと支援機関の相談データを統合
• 官民の中小企業関連データの連携基盤として機能
• 様々なステークホルダーによる分析・活用が可能

ミラサポコネクトは、中小企業支援の官民連携を推進するための重要なツールとして位置付けられている。このプラットフォームを通じて、行政機関、支援機関、金融機関、そして中小企業自身が必要なデータにアクセスし、効果的な支援策の立案や実施が可能になると期待されている。

ミラサポコネクト推進事業に関する考察

ミラサポコネクト推進事業の実施は、中小企業支援の効率化と質の向上に大きく寄与する可能性がある。特に、SEVENRICH Accountingのような実績豊富な企業が参画することで、現場のニーズに即したプラットフォームの構築が期待できる。また、官民のデータ連携により、より的確な支援策の立案や、中小企業と支援機関のマッチング精度の向上が見込まれるだろう。

一方で、大量の企業データを扱うことによるプライバシーやセキュリティの問題が懸念される。データの適切な管理や、アクセス権限の厳格な設定など、情報セキュリティ対策の徹底が不可欠だ。また、システムの利便性と安全性のバランスを取ることも重要な課題となるだろう。これらの課題に対しては、先進的なセキュリティ技術の導入や、利用者への啓発活動の実施などが有効な解決策として考えられる。

今後は、AIやビッグデータ分析技術を活用した予測機能の追加や、他の政府系データベースとの連携強化などが期待される。さらに、中小企業のデジタル化支援や、グローバル展開のサポートなど、より幅広い支援機能の拡充も望まれる。ミラサポコネクトが真に中小企業の成長エンジンとなり、日本経済の活性化に貢献することを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「株式会社SEVENRICH Accountingが中小企業庁と共にミラサポコネクト推進事業を実施 | 株式会社SEVENRICH Accountingのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000066722.html, (参照 24-08-29).

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