東京電機大学が小学生向け体験型ワークショップD-SciTech プログラムの下半期講座を発表、理科や科学への興味喚起を目指す
PR TIMES より
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記事の要約
- 東京電機大学が小学生向け体験型ワークショップを開催
- 理科や科学に興味がある小学生が対象の7講座を実施
- 企業・団体と連携し、専門分野を学べるプログラムを用意
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東京電機大学が小学生向け体験型ワークショップの下半期講座を発表
東京電機大学は、理科や科学に興味がある小学生向けの体験型ワークショップ「D-SciTech プログラム」の下半期講座を2024年8月28日に発表した。このプログラムは「TDU 社会・地域連携事業 公開講座」の一環として実施され、2024年10月から2025年3月にかけて全7講座が開講される予定だ。[1]
本プログラムでは、協力企業・団体と連携し、各社・団体の専門分野をエンジニアから直接学べる機会を提供している。特筆すべき講座として、CIBソリューション株式会社によるリチウムイオンバッテリー実験や、IX-Partyによる生成AIを活用した手づくり絵本制作が予定されている。
東京電機大学は、この取り組みを通じて小学生に「理科や科学をもっと好きになってもらいたい」「"未来のエンジニア"という夢を抱いてもらいたい」という思いを込めている。また、今年度からスタートした「TDU Co-Creation(共創)Project」の一環として、自治体や地元企業と共に将来を担う人材を育成するコンテンツを共創することを目指している。
D-SciTech プログラムの下半期講座内容まとめ
開催日 | 講座名 | 内容 |
---|---|---|
10月5日(土) | TDU親子電気教室 | 親子で電気について考える |
10月12日(土) | TDU理科実験教室 | 電大ガールズと色の不思議を体験 |
10月19日(土) | TDU×CIBソリューション連携講座 | 次世代エネルギーについて考える |
10月26日(土) | TDU理科実験教室 | 豆腐を通じて化学反応を体験 |
11月16日(土) | TDUこども光科学教室 | シャボン玉実験と光の万華鏡工作 |
12月7日(土) | TDU電子工作教室 | マイクロビットでプログラミング学習 |
3月1日(土) | TDU×IX-Party連携講座 | AIを活用した絵本作りワークショップ |
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リチウムイオンバッテリーについて
リチウムイオンバッテリーとは、充電して繰り返し使用できる二次電池の一種で、主に以下のような特徴が挙げられる。
- 高いエネルギー密度と軽量性
- 長寿命と低自己放電率
- 急速充電が可能
D-SciTech プログラムでは、CIBソリューション株式会社の協力によりリチウムイオンバッテリーの実験が行われる。この実験を通じて、小学生たちは次世代のエネルギー技術について学び、実際に触れることで理解を深めることができる。エネルギー問題への関心を高める良い機会となるだろう。
D-SciTech プログラムに関する考察
D-SciTech プログラムの最大の利点は、小学生に実践的な科学体験を提供することで、理科や科学への興味を喚起できる点だ。特に、企業や団体と連携することで、最新の技術や実際の仕事現場に近い経験を得られることは、子どもたちの将来の職業選択にも大きな影響を与える可能性がある。一方で、参加できる人数や開催地域が限られているため、より多くの子どもたちに機会を提供する方法を検討する必要があるだろう。
今後の課題としては、プログラムの継続性と発展性が挙げられる。一過性のイベントで終わらせるのではなく、参加した子どもたちが継続的に学習や研究を進められるようなフォローアップ体制の構築が重要だ。また、オンラインプログラムの導入や、他の教育機関との連携を通じて、より広範囲の子どもたちに科学教育の機会を提供することも検討すべきだろう。
将来的には、このようなプログラムが日本全国で展開され、科学技術教育の底上げにつながることが期待される。特に、AIやロボティクスなど、今後ますます重要性を増す分野に特化したプログラムの開発や、女子学生の理系進学を促進するような取り組みにも注目したい。D-SciTech プログラムが、日本の科学技術教育の新たなモデルケースとなることを期待している。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「小学生向け体験型ワークショップ「D-SciTech プログラム~未来のエンジニアのために~」 下半期の講座が決定!(東京電機大学) | 学校法人東京電機大学のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000128963.html, (参照 24-08-29).
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