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公開：2024-09-05

セーフィーがベトナムに海外法人を設立、製造業・建設業の現場DXを推進しクラウド録画サービスを展開

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• セーフィーがベトナムに海外法人を設立
• 製造業・建設業の現場DXを推進
• クラウド録画サービス「Safie」を展開

セーフィー、ベトナムに海外法人を設立し現場DXを推進

セーフィー株式会社は2024年9月4日、ベトナムに海外現地法人「SAFIE VIETNAM CO., LTD.」を設立したことを発表した。クラウド録画サービス「Safie」を提供するセーフィーは、主に製造業・建設業の分野において現場の業務効率、品質、安全性の向上に寄与することを目指している。ベトナムでの事業展開により、同国の経済成長に貢献する狙いがある。^[1]

ベトナムは安定した経済成長市場であり、2023年の実質GDP成長率は5.05％、2024年の目標は6.0％〜6.5％と設定されている。特に製造業の現場では工場従業員の人手不足が深刻化しており、現場の生産性向上が今後の経済成長の鍵となる。セーフィーは映像を基軸とした海外向け現場ソリューションの提供を開始し、日系企業を中心にデジタルツールを活用した業務効率化を推進する。

セーフィーは「映像から未来をつくる」をビジョンに掲げ、人々の意思決定をより豊かにすることを目指している。クラウド録画サービス「Safie」はシェアNo.1の実績を誇り、映像データをもとに遠隔での状況確認や業務効率化、映像解析による異常検知・予測などの様々なソリューションを提供してきた。ベトナム進出を通じて、東南アジア市場をはじめとするグローバル市場でのさらなる展開を目指している。

セーフィーのベトナム進出の概要

SAFIE VIETNAM CO., LTD.の詳細はこちら

クラウド録画サービスについて

クラウド録画サービスとは、カメラで撮影した映像データをインターネット経由でクラウドサーバーに保存し、遠隔地からアクセスできるようにするサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 場所や時間を問わず映像確認が可能
• 大容量のストレージが不要
• 映像データの分析や活用が容易

セーフィーが提供するクラウド録画サービス「Safie」は、シェアNo.1の実績を誇っている。テクノ・システム・リサーチ社の調査によると、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェアは54.1％に達している。このサービスを通じて、セーフィーは様々な業界での現場のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進している。

セーフィーのベトナム進出に関する考察

セーフィーのベトナム進出は、同社のグローバル展開戦略において重要な一歩となるだろう。ベトナムは安定した経済成長を続けており、特に製造業分野での需要が高まっていることから、セーフィーのソリューションが現地企業の生産性向上に大きく貢献する可能性がある。一方で、ベトナム市場特有の規制や文化的な違いに適応することが課題となるかもしれない。

今後、セーフィーがベトナム市場で成功を収めるためには、現地のニーズに合わせたサービスのカスタマイズが重要になるだろう。例えば、ベトナムの製造業や建設業の特性を考慮した機能の追加や、現地言語対応の強化などが考えられる。また、ベトナム政府のデジタル化推進政策との連携も、事業拡大の鍵となる可能性がある。

セーフィーのベトナム進出は、日本企業の東南アジア市場への展開モデルとしても注目される。クラウドベースのサービスを活用した現場DXの推進は、ベトナムだけでなく他の新興国市場においても需要が高まると予想される。セーフィーには、ベトナムでの成功事例を基に、さらなるグローバル展開を期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「セーフィー、ベトナムに海外法人「SAFIE VIETNAM CO., LTD.」を設立 | セーフィー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000263.000017641.html, (参照 24-09-05).

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