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医療情報基盤がMEDIP VISIONを提供開始、医療従事者向け情報共有サービスで院内コミュニケーションを効率化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 医療情報基盤がMEDIP VISIONを提供
  • 医療従事者向け情報共有サービス
  • クラウドベースで簡単にコンテンツ登録可能

MEDIP VISIONによる医療現場の情報共有効率化

株式会社医療情報基盤は医療従事者向け情報共有サービス「MEDIP VISION」を2024年9月2日に提供開始した。このサービスは院内業務の複雑化に対応し医療従事者間の情報共有を効率化するものだ。ネットワークにつながったモニターを介して画像や動画を同時に発信することで必要な情報をスムーズに共有できる仕組みになっている。[1]

MEDIP VISIONの特徴として専用PCが不要なクラウドベースのシステムであることが挙げられる。モニターとSTB(セットトップボックス)を設置し配線するだけで運用可能で操作もWEBページ上でドラッグ&ドロップするだけと簡便だ。さらにテロップや割り込み機能を使って緊急性の高い情報をリアルタイムに発信することも可能になっている。

医療現場に特化した200種類以上のテンプレートも用意されており手間をかけずに情報配信を行える点も特徴だ。医療安全情報や病院経営情報など多岐にわたるテンプレートが用意されている。既に約120の医療施設で採用されており提出物の提出率向上や経費削減などの効果が報告されている。

MEDIP VISIONの主な機能まとめ

システム構成 操作方法 情報発信機能 テンプレート
特徴 クラウドベース WEBページ上で操作 テロップ・割り込み機能 200種類以上
メリット 専用PC不要 ドラッグ&ドロップで簡単 緊急情報をリアルタイム発信 手間をかけずに情報配信可能
対象情報 医療安全情報など コンテンツ登録 診療時間・休診情報など 医療安全・病院経営など
MEDIP VISIONの詳細はこちら

デジタルサイネージについて

デジタルサイネージとは電子看板のことを指しており主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • ネットワークにつながったディスプレイで情報発信
  • リアルタイムでコンテンツの更新が可能
  • 動画や画像など多彩な表現が可能

医療現場におけるデジタルサイネージの活用は情報共有の効率化に大きく寄与する。MEDIP VISIONのようなサービスを利用することで医療安全情報や感染情報といった重要な情報をタイムリーに共有できるだけでなく病床稼働率や目標入院患者数などの経営情報も可視化できる。これにより医療従事者間のコミュニケーション向上や経営効率の改善が期待できる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「院内情報・医療安全情報の共有・危機管理ツール「MEDIP VISION」 | 株式会社医療情報基盤のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000024820.html, (参照 24-09-04).

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