インプレスがMinecraftマーケットプレイスで和製ホラーRPG『怪談学校の七不思議編』を販売開始、日本文化発信の新たな取り組み

text: XEXEQ編集部

記事の要約

インプレスがMinecraftマーケットプレイスで和製ホラーRPGを販売開始
『怪談学校の七不思議編』は夜の学校を舞台にした探索型ゲーム
Japan Crafters Unionプロデュースの新クリエイターチームによる作品

Minecraftマーケットプレイスに新たな和製ホラーRPGが登場

インプレスグループは、Minecraftのゲーム内ストアであるマーケットプレイスにて、『怪談学校の七不思議編』の販売を開始した。本作はJapan Crafters Unionのプロデュースのもと、新たなクリエイターチーム『ぷっこ村重工』が手掛けた和製ホラーRPGワールドである。プレイヤーは夜の学校を舞台に、七つの不思議に挑む探索型ゲームを楽しむことができるのだ。^[1]

ゲームの特徴として、30以上のモブキャラクターと100以上のブロック、そしてオリジナルのテクスチャが用意されている点が挙げられる。これらの要素により、臨場感あふれるホラー表現が実現されているのだ。プレイヤーはモブキャラクターとの対話を通じてヒントやアイテムを収集し、謎解きやパルクールを駆使して七つの不思議をクリアしていく必要がある。

本作の販売価格は830マインコインに設定されている。マインコインとはMinecraftマーケットプレイスでの購入に使用するゲーム内通貨のことだ。インプレスは2018年1月より日本国内の法人として初めて『Official Minecraft Partner』となり、日本のクリエイターの作品を多数マーケットプレイスで販売してきた実績がある。

	ゲーム要素	特徴
ワールド設定	夜の学校	ホラー要素満載の探索型RPG
ゲームプレイ	七つの不思議に挑戦	謎解きとパルクールを駆使
グラフィック	オリジナルテクスチャ	臨場感あるホラー表現
キャラクター	30以上のモブ	ヒントやアイテムの提供
価格	830マインコイン	Minecraft内通貨での購入

ぷっこ村重工とは

ぷっこ村重工とは、『怪談学校の七不思議編』を制作した新たなMinecraftクリエイターチームのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

2011年から活動を開始したソロプロジェクト
クリエイター「ししゃも」が全ての建築やアドオンを一人で担当
精緻なシステム設計と繊細な建築が得意
ジャンルにとらわれない多彩な世界観を表現
Japan Crafters Unionのプロデュースによる新チーム

ぷっこ村重工の特筆すべき点は、その名称とは対照的な制作スタイルにある。「重工」という名前からは大規模な組織を想像させるが、実際は「ししゃも」という一人のクリエイターによるソロプロジェクトなのだ。この独特な制作体制により、一貫性のある世界観と細部まで行き届いた作品制作が可能となっている。

Minecraftマーケットプレイスの和製コンテンツに関する考察

Minecraftマーケットプレイスにおける和製コンテンツの増加は、グローバル市場での日本文化の発信という観点から重要な意味を持つ。『怪談学校の七不思議編』のような日本特有の文化要素を取り入れたコンテンツは、海外のプレイヤーにとって新鮮な体験となり、日本文化への興味喚起につながる可能性が高いだろう。

今後の課題としては、言語バリアの克服が挙げられる。日本語特有の言い回しや文化的な背景知識を要する要素を、いかに多言語展開し、グローバルなプレイヤーに伝えていくかが重要となるだろう。また、日本のクリエイターがより積極的にマーケットプレイスに参入できるよう、サポート体制の強化も期待される。

Minecraftという世界的に人気のあるプラットフォームを通じて、日本のクリエイターの作品が世界中のプレイヤーの目に触れる機会が増えることは、クリエイターにとっても大きな励みとなるはずだ。今後は、和製コンテンツの多様化と質の向上により、Minecraftマーケットプレイスが日本のゲームクリエイターの新たな活躍の場となることが期待される。

参考サイト

^ . 「Minecraftで楽しむ和製ホラーRPGワールド『怪談学校の七不思議編』がマーケットプレイスで販売開始 - 株式会社インプレス」. https://www.minecraft.net/ja-jp/pdp/?id=dcafbced-b9aa-414a-9bbb-2cdecb6d5f83, (参照 24-07-18).

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