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公開：2024-09-13

AndTechがフッ素フリー撥水・撥油表面設計のWebセミナーを開催、最新の研究動向と実例を紹介

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• AndTechが撥水・撥油表面設計セミナーを開催
• フッ素フリーで撥水/撥油表面作製の指針を解説
• 動的ぬれ性評価技術や最新研究動向を紹介

AndTechがフッ素フリー撥水・撥油表面設計のWebセミナーを発表

株式会社AndTechは2024年10月28日にフッ素フリーで撥水・撥油表面を作製するための指針と実例に関するWebセミナーを開催すると発表した。このセミナーでは産業技術総合研究所の穂積篤氏が講師を務め長鎖フッ素化合物を用いない撥水・撥油処理の開発に関する最新の知見を提供する。近年様々な産業分野で喫緊の課題となっているこの技術に関する情報提供が期待される。^[1]

セミナーの内容には動的ぬれ性評価技術や撥水・撥油処理の最新研究開発動向が含まれる。特に優れた液滴の滑落性を示すフッ素フリーな撥水・撥油表面の設計指針について実例を挙げながら解説される。この知識は各種産業における製品開発や技術革新に大きく貢献する可能性がある。

AndTechはこのセミナーを通じて化学素材エレクトロニクス自動車エネルギーなど幅広い分野のR&D担当者に価値ある情報を提供することを目指している。フッ素フリーでの撥水・撥油技術の習得は環境配慮型製品開発にも寄与し産業界全体の持続可能性向上にも繋がると期待されている。

セミナーの概要情報

セミナーの詳細はこちら

動的ぬれ性について

動的ぬれ性とは液体が固体表面上を移動する際の挙動を指し主に前進接触角と後退接触角によって特徴づけられる。動的ぬれ性の主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 前進/後退接触角の差で定義される接触角ヒステリシス
• 液滴の滑落性や付着性に直接関わる重要な指標
• 表面の化学組成や微細構造に強く依存する性質

動的ぬれ性の制御は撥水・撥油性能の向上に不可欠であり特にフッ素フリー表面設計において重要な役割を果たす。本セミナーでは動的ぬれ性の評価技術や制御方法について詳しく解説され参加者は実用的な知識を得ることができる。これらの知見は環境に配慮した高機能表面の開発に直接応用可能で産業界に大きな影響を与えると考えられる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「10月28日(月)　AndTech　WEBオンライン「フッ素フリーで撥水/撥油表面を作製するための指針と実例 ～ぬれ性の基礎、評価技術～」Zoomセミナー講座を開講予定 | 株式会社ＡｎｄＴｅｃｈのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000880.000080053.html, (参照 24-09-13).

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