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公開：2024-09-13

デジタル・ナレッジがLMS「KnowledgeDeliver」7.5をリリース、AIによる学習コンテンツ自動生成機能を追加し教育効果向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• デジタル・ナレッジがLMS「KnowledgeDeliver」7.5をリリース
• AIによる学習コンテンツの自動生成機能を追加
• 管理機能の拡充でさらなる教育効果向上を目指す

eラーニングシステム「KnowledgeDeliver」7.5の新機能と特徴

株式会社デジタル・ナレッジは、学習管理システム（LMS）「KnowledgeDeliver」の最新バージョン7.5を2024年9月12日にリリースした。今回のアップデートでは、AIアシスタント「Teacher's Copilot」が既存コンテンツから学習ポイントや確認テストを自動生成する機能が追加され、教育効果の向上が期待されている。^[1]

新バージョンでは、IPアドレスによる教科の受講制限機能も実装された。これにより、特定のIPアドレスからのみ受講を可能にするセキュリティ強化が図られている。また、Video+コンテンツにおいてSRTファイル形式での字幕インポート機能が追加され、マルチメディア教材の作成がより効率的になった。

さらに、ユーザー管理機能の拡充も行われ、ユーザー検索結果のエクスポート機能や兼務部門登録ユーザーの確認機能が追加された。これらの機能強化により、大規模な組織での運用がより容易になり、eラーニングシステムの管理効率が大幅に向上することが期待されている。

KnowledgeDeliver 7.5の新機能まとめ

KnowledgeDeliverの詳細はこちら

学習管理システム（LMS）について

学習管理システム（LMS）とは、eラーニングの実施や学習進捗の管理を行うためのプラットフォームのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• オンラインでの教材配信と学習進捗管理が可能
• 受講者の学習履歴やテスト結果を一元管理
• カスタマイズ可能な学習環境の提供

KnowledgeDeliverは、企業・官公庁・スクール・学校法人など2000以上の導入実績を持つ国内有数のLMSである。Webベースで教材作成から配信、管理までを一貫して行えるため、多様な学習ニーズに対応可能。また、定期的なバージョンアップにより、最新の技術やセキュリティ要件に対応し続けている点も特徴的だ。

KnowledgeDeliver 7.5に関する考察

KnowledgeDeliver 7.5の最大の特徴は、AIアシスタント「Teacher's Copilot」の導入である。既存コンテンツから学習ポイントや確認テストを自動生成する機能は、教育担当者の負担を大幅に軽減し、より質の高い学習コンテンツの提供を可能にするだろう。一方で、AIが生成したコンテンツの品質管理や、人間の教育者との適切な役割分担が今後の課題となる可能性がある。

IPアドレスによる受講制限機能の追加は、企業や教育機関のセキュリティニーズに応えるものだ。しかし、リモートワークやBYODの普及により、固定IPアドレスに依存しない柔軟なアクセス制御の需要も高まっている。今後は、多要素認証やゼロトラストセキュリティなど、より高度なセキュリティ機能の実装が期待される。

Video+コンテンツの字幕インポート機能は、マルチメディア教材の作成効率を向上させる一方で、多言語対応や自動翻訳機能との連携など、さらなる発展の余地がある。今後はAIを活用した自動字幕生成や、リアルタイムでの言語切り替えなど、よりインタラクティブな学習体験を提供する機能の追加が期待されるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「eラーニングシステムの決定版『KnowledgeDeliver』7.5をリリース。 | 株式会社デジタル・ナレッジのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001173.000012383.html, (参照 24-09-13).

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