e-dash、第5回脱炭素経営EXPO【秋】に出展、CO2排出量の可視化から削減までをワンストップで支援

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

e-dash、第5回脱炭素経営EXPO【秋】に出展
CO2排出量の可視化から削減までを支援
10月2日～4日に幕張メッセで開催

e-dash、第5回脱炭素経営EXPO【秋】への出展を発表

e-dash株式会社は、2024年10月2日から4日にかけて幕張メッセで開催される「第5回脱炭素経営 EXPO【秋】」への出展を発表した。同社は、CO2排出量可視化・削減サービスプラットフォーム「e-dash」を提供しており、本展示会でそのサービス概要や導入事例、パートナーとの連携事例などを紹介する予定だ。^[1]

e-dashのブースでは、Scope 1・2・3の算出・可視化機能をデモ画面で体験できるほか、CDPやTCFDなどのイニシアチブ対応支援、省エネ法定期報告書作成支援などのサービスも紹介される。また、具体的な削減施策の提案や、カーボン・クレジット購入支援など、CO2排出量削減に向けた総合的なソリューションも展示される予定だ。

本展示会は、企業の脱炭素経営に関心のある方々にとって、最新のトレンドや技術を学ぶ絶好の機会となるだろう。e-dashのブースでは、実際の導入事例や担当者の声も紹介されるため、具体的な導入イメージを掴むことができる。さらに、金融機関や自治体との連携による地域企業支援の取り組みなど、幅広い観点からの脱炭素支援策も紹介される予定だ。

e-dashの主要サービス内容

	CO2排出量の可視化	開示・報告支援	削減支援
主な機能	Scope 1・2・3の算出・可視化	各種イニシアチブ対応、省エネ法定期報告	削減施策提案、環境価値調達
特徴	簡単操作、正確な算定	ワンストップ対応	具体的な削減ソリューション提供
対象	全企業	開示義務のある企業	削減目標を持つ企業

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Scope 3について

Scope 3とは、企業のバリューチェーン全体で発生する間接的なCO2排出量のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

原材料調達から製品使用、廃棄までの排出量を含む
直接管理が難しく、算定が複雑
多くの企業で全体の排出量の大部分を占める

e-dashでは、Scope 3の算定をソフトウェア上で手軽に行えるよう支援している。この機能により、企業は自社の事業活動全体が環境に与える影響を正確に把握し、より効果的な削減策を立案することが可能となる。さらに、e-dashは大手監査法人による第三者検証を受けており、日本政府のガイドラインに基づいた正確な算定方法を提供している。

e-dashの脱炭素支援サービスに関する考察

e-dashの脱炭素支援サービスは、CO2排出量の可視化から削減まで一気通貫でサポートする点が優れている。特に、Scope 3の算定支援や省エネ法定期報告書作成支援など、企業が課題を感じやすい領域にフォーカスしていることは評価できる。一方で、今後はより多様な業種や規模の企業に対応できるよう、サービスのカスタマイズ性を高めることが課題となる可能性がある。

この課題に対する解決策として、AIを活用した業種別の排出量予測機能や、中小企業向けの簡易版サービスの開発などが考えられる。また、今後追加してほしい機能としては、国際的な排出量取引制度への対応支援や、再生可能エネルギー調達のマッチング機能などが挙げられる。これらの機能追加により、より幅広い企業のニーズに応えることが可能になるだろう。

今後、脱炭素経営はますます重要性を増すと予想される。e-dashには、技術革新や法規制の変化に迅速に対応しつつ、企業の脱炭素化を総合的にサポートするプラットフォームとしての進化が期待される。特に、地域企業や中小企業の脱炭素化支援は社会的意義が大きく、金融機関や自治体との連携をさらに強化することで、日本全体の脱炭素化に大きく貢献できる可能性がある。