SAML(Security Assertion Markup Language)とは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

SAML(Security Assertion Markup Language)とは

SAMLはSecurity Assertion Markup Languageの略称で、異なるドメイン間でユーザー認証を行うための標準プロトコルです。SAMLを使用することで、ユーザーは一度の認証で複数のサービスにアクセスできるようになります。

SAMLは、ID プロバイダー(IdP)とサービスプロバイダー(SP)の2つの主要なコンポーネントで構成されています。IdPは、ユーザーの身元を確認し、認証トークンを発行する役割を担っているのです。

SPは、ユーザーがアクセスしようとしているサービスを提供します。SPは、IdPから受け取った認証トークンを検証し、ユーザーにアクセス権を付与するのです。

SAMLは、XMLベースのフォーマットを使用してアサーション(認証情報)を交換します。このアサーションには、ユーザーの身元情報や認証ステータスなどが含まれています。

SAMLは、シングルサインオン(SSO)を実現するための重要な技術です。SSOを使用することで、ユーザーは一度の認証で複数のサービスにアクセスできるようになるのです。

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