SFP+(Small Form-factor Pluggable Plus)とは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

SFP+(Small Form-factor Pluggable Plus)とは

SFP+(Small Form-factor Pluggable Plus)は、ネットワーク機器間の高速データ通信を実現するためのトランシーバモジュールの規格の一つです。SFP+は、SFPの上位互換規格であり、最大10Gbpsの通信速度をサポートしています。

SFP+モジュールは、SFPモジュールと同じサイズと形状を維持しつつ、より高速な通信を可能にしました。SFP+は、ファイバチャネルやイーサネットなどの高速ネットワークプロトコルに対応しており、データセンターやエンタープライズネットワークで広く使用されています。

SFP+モジュールは、送信機と受信機を一体化したコンパクトなデバイスです。これらのモジュールは、ネットワークスイッチやルーターなどの機器のSFP+ポートに差し込むことで、光ファイバーケーブルを介して高速データ通信を行います。

SFP+は、マルチモードファイバー(MMF)とシングルモードファイバー(SMF)の両方に対応しています。MMFは短距離通信に適しており、一方SMFは長距離通信に適しています。SFP+モジュールは、使用するファイバーの種類に応じて選択する必要があります。

SFP+の登場により、10Gbpsの高速通信が比較的安価に実現できるようになりました。これにより、データセンターやエンタープライズネットワークにおいて、より高速で効率的なデータ通信インフラの構築が可能となっています。

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