SFPモジュールとは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

SFPモジュールとは

SFPモジュールはSmall Form-factor Pluggableの略称で、コンパクトなサイズのトランシーバモジュールを指します。光ファイバーネットワークにおいて、電気信号と光信号を相互に変換する役割を担っています。

SFPモジュールは、さまざまなネットワーク機器に差し込んで使用するホットスワップ対応のデバイスです。スイッチやルーター、メディアコンバータなどに搭載されている拡張スロットに装着することで、柔軟にネットワーク構成を変更できます。

モジュールには、送信用と受信用の光ファイバーポートが備わっており、最大で100Gbpsまでの高速データ通信を実現します。また、通信距離によって異なる波長の光を使い分けることで、長距離伝送にも対応しています。

SFPモジュールは、MSA(Multi-Source Agreement)と呼ばれる業界標準規格に準拠しているため、互換性が高いのが特徴です。異なるベンダー間でもシームレスに接続できるため、ネットワークの拡張性と柔軟性を高められます。

コンパクトなサイズと低消費電力、ホットスワップ対応といった利点から、SFPモジュールは光ファイバーネットワークの構築に欠かせないコンポーネントとなっています。ネットワーク機器のアップグレードや拡張の際には、SFPモジュールの選定が重要なポイントになります。

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