Indexing APIとは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

Indexing APIとは

Indexing APIはGoogleが提供するウェブページのインデックス登録を行うためのAPIです。このAPIを使用することで、Googleのインデックスにウェブページを追加したり、削除したりすることができます。

Indexing APIはウェブサイトのURLをGoogleのインデックスに追加するためのリクエストを送信するために使用されます。これにより、Googleのクローラーがウェブページをクロールしてインデックスに追加するプロセスを高速化することができます。

Indexing APIを使用するにはGoogle Search Consoleに登録する必要があります。Search Consoleはウェブサイトの所有者がGoogleの検索エンジンとのやり取りを管理するためのプラットフォームです。

Indexing APIはウェブページのURLをGoogleのインデックスに追加するために使用されますが、インデックスからURLを削除することもできます。これはウェブページが削除された場合や、ウェブサイトのリニューアルなどで必要になることがあります。

Indexing APIはJSON形式でリクエストを送信します。リクエストには追加または削除するURLや、URLの種類などの情報が含まれます。レスポンスにはリクエストの結果が含まれます。

Indexing APIを使用するメリット

Indexing APIを使用するメリットに関して、以下3つを簡単に解説していきます。

Googleのインデックス登録を高速化できる
ウェブページの変更をすぐにGoogleに反映できる
ウェブサイトのSEO対策に役立つ

Googleのインデックス登録を高速化できる

Indexing APIを使用することで、Googleのインデックス登録を高速化できます。通常、Googleのクローラーがウェブページを発見してからインデックスに追加されるまでには時間がかかります。しかし、Indexing APIを使用すれば、ウェブページのURLをすぐにGoogleのインデックスに追加できます。

これにより、新しいウェブページやコンテンツをすぐにGoogleの検索結果に表示させることができます。特に、ニュースサイトやブログなどの頻繁に更新されるウェブサイトにとって、Indexing APIは非常に有用なツールとなります。

ウェブページの変更をすぐにGoogleに反映できる

Indexing APIを使用すれば、ウェブページの変更をすぐにGoogleに反映させることができます。ウェブサイトのリニューアルやコンテンツの更新などで、ウェブページのURLが変更された場合、GoogleのインデックスからそのURLを削除し、新しいURLを追加する必要があります。

Indexing APIを使用すれば、古いURLをインデックスから削除し、新しいURLを追加するリクエストをすぐに送信できます。これにより、Googleの検索結果に古いページが表示されるのを防ぎ、ユーザーにとって最新の情報を提供できます。

ウェブサイトのSEO対策に役立つ

Indexing APIはウェブサイトのSEO対策にも役立ちます。Googleのインデックスに迅速に追加されることで、検索エンジンからのトラフィックを増やすことができます。また、重複コンテンツの問題を解決するためにも使用できます。

たとえば、ウェブサイトのURLが変更された場合、古いURLと新しいURLの両方がGoogleのインデックスに残ってしまうことがあります。これは重複コンテンツとみなされ、SEOに悪影響を与える可能性があります。Indexing APIを使用して古いURLをインデックスから削除することで、この問題を回避できます。