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公開：2024-09-24

ラネットがPICO 4 Ultra Enterpriseの販売を開始、ビジネス向けVR/MRゴーグルで業務効率化を支援

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ラネットがPICO 4 Ultra Enterpriseの取扱開始
• VR/MR対応ゴーグルで業務効率化を支援
• 2024年9月12日より予約受付開始、価格は121,000円

ラネットがPICO 4 Ultra Enterpriseの販売開始

株式会社ラネット（ビックカメラグループ）は、2024年9月12日よりPico Technology Japan株式会社の正規代理店としてビジネス向けVR/MR対応ゴーグル「PICO 4 Ultra Enterprise」の予約受付を開始した。PICO 4 Ultra Enterpriseは、ビジネス革新に寄与するカスタマイズ可能なソリューションを提供し、XRの技術を活用して様々な企業を支援することに注力している。^[1]

PICO 4 Ultra Enterpriseの価格は121,000円（税込）で、10月以降に順次出荷される予定だ。本製品はSnapdragon XR2 Gen 2プロセッサーを搭載し、12GBのRAMと256GBのストレージを備えている。Wi-Fi 7とBluetooth 5.3に対応しており、高速な無線接続が可能となっている。

ディスプレイは2.56インチスクリーンを2つ搭載し、解像度は2160×2160（×2）、1200PPIの高精細ディスプレイを採用している。また、32MPのカラーシースルーカメラを2つ、iToF深度センサーカメラを1つ、環境トラッキングカメラを4つ搭載し、高度なMR（Mixed Reality）機能を実現している。

PICO 4 Ultra Enterpriseの主要スペック

PICO製品の詳細はこちら

Mixed Reality（MR）について

Mixed Reality（MR）とは、現実世界とデジタル世界を融合させる技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 現実世界にデジタル情報を重ね合わせて表示
• ユーザーの動きや環境に応じてリアルタイムに情報を更新
• 現実世界とバーチャル世界のシームレスな統合を実現

PICO 4 Ultra Enterpriseは、高解像度のカラーシースルーカメラと深度センサーを搭載することで、高品質なMR体験を提供している。この技術により、ビジネス環境において現実の作業空間にデジタル情報を重ねることが可能となり、作業効率の向上や新たなビジネスソリューションの創出が期待できる。

PICO 4 Ultra Enterpriseに関する考察

PICO 4 Ultra Enterpriseの登場は、ビジネス向けXRデバイス市場に新たな選択肢をもたらすものだ。高性能なプロセッサーと高解像度ディスプレイの組み合わせにより、従来のVRヘッドセットよりも高度な作業が可能になると考えられる。特にMR機能の搭載により、製造業や医療分野など、現実世界とデジタル情報の融合が求められる業界での活用が期待できるだろう。

一方で、ビジネス向けXRデバイスの普及には、専用ソフトウェアやコンテンツの充実が不可欠だ。PICO 4 Ultra Enterpriseが真価を発揮するためには、様々な業種や業務に対応したアプリケーションの開発が必要となる。また、セキュリティ面での懸念も考えられ、企業の機密情報を扱う際の安全性確保が課題となるかもしれない。

今後、PICO 4 Ultra Enterpriseには、より直感的な操作インターフェースや、長時間使用時の快適性向上などが期待される。さらに、他のデバイスやシステムとの連携機能の拡充も重要だ。XR技術の進化とともに、PICO 4 Ultra Enterpriseがビジネスのデジタルトランスフォーメーションにどのような影響を与えるか、注目が集まるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「株式会社ラネット（ビックカメラグループ）がビジネス向けVR/MR対応ゴーグルの新製品「PICO 4 Ultra Enterprise」の取り扱いを開始 | 株式会社ラネットのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000089853.html, (参照 24-09-24).

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