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公開：2024-09-26

EdgeXとABABAが就活支援AI「REALME」を共同開発、生成AI技術で就活生の能力を客観的に評価

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• EdgeXとABABAが就活版全国共通模試「REALME」を共同開発
• AIとの30分面接で14項目の能力をスコア化
• 生成AI技術を活用し高品質なアウトプットを実現

EdgeXとABABAによる就活支援AIサービス「REALME」の共同開発

生成AIを活用したコンサルティングサービスを提供する株式会社EdgeXは、株式会社ABABAと共同で就活版全国共通模試サービス「REALME」を2024年9月24日に発表した。このサービスは、AIとの30分程度の面接を通じて採用において重要視される14項目の能力をスコア化し、志望企業の合格基準と比較する機能を提供している。^[1]

EdgeXの生成AIでの専門業務知識活用メソッドやプロダクト開発ノウハウを活用することで、「セルフミラーリング」機能を実現した。この機能により、就活生は自身の能力を数値化し、志望企業の最終面接に進んだ他の就活生との比較を行うことで、内定獲得の可能性を「内定判定」として可視化することが可能になっている。

REALMEの開発期間は3ヶ月という短期間で完成に至った。EdgeX社の開発責任者を担当した藤井取締役と板野CTOの技術力とREALMEへの取り組み姿勢が、迅速な開発を可能にした要因だと考えられる。EdgeXは、高い汎用性とハイパフォーマンスを追求した最新の生成AIモデルの活用と複数のLLM技術を組み合わせたコンサルティングサービスを提供している。

「REALME」の主な特徴まとめ

REALMEの詳細はこちら

生成AIについて

生成AIとは、人工知能技術の一種で、新しいデータや内容を自動的に生成する能力を持つシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 大量のデータから学習し、新しい内容を創造
• テキスト、画像、音声など様々な形式のデータを生成可能
• 人間の創造性をサポートし、業務効率化に貢献

EdgeXが提供する生成AI技術のコンサルティングサービスでは、高い汎用性とハイパフォーマンスを追求した最新の生成AIモデルを活用している。これにより、企業が保有するナレッジをベースにAIに様々な業務をいつでも行わせることが可能となり、生産性向上や人材不足への対応などの課題解決に貢献している。

REALMEに関する考察

REALMEの導入により、就活生の自己分析や企業研究がより効率的かつ客観的に行えるようになる可能性が高い。AIとの面接を通じて得られる14項目の能力スコアは、従来の自己分析では気づきにくかった自身の長所や短所を明確化し、より的確な自己PRや志望動機の作成に役立つだろう。一方で、AIによる評価が画一的になる恐れもあり、個々の就活生の独自性や創造性が正当に評価されにくくなる可能性も考えられる。

今後の課題として、AIの判断基準の透明性確保や、多様な価値観や背景を持つ就活生に対する公平な評価方法の確立が挙げられる。これらの課題に対しては、AIモデルの継続的な改善や、人間の採用担当者との併用によるハイブリッドな評価システムの構築などが解決策として考えられるだろう。また、就活生のプライバシー保護やデータセキュリティの強化も重要な課題となる。

REALMEの今後の展開としては、より詳細なフィードバック機能や、業界・職種別の特化型AIモデルの開発が期待される。さらに、就活生と企業のマッチング精度向上や、インターンシップや職場体験のシミュレーション機能の追加なども有効だろう。EdgeXとABABAの継続的な協力により、就活市場全体の効率化と、就活生と企業双方にとって満足度の高いマッチングの実現が期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「生成AI技術コンサルを提供するEdgeX、ABABAの生成AIを用いて新しく提供する就活版全国共通模試サービス「REALME」を共同開発 | 株式会社EdgeXのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000149499.html, (参照 24-09-26).

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