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公開：2024-10-03

イーグリッドが広島に新オフィスを開設、BPOとAIプロダクト展開で中国地方のIT市場に本格参入

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• イーグリッドが広島に新オフィスを開設
• BPOとAIプロダクト展開拠点を目指す
• 2027年までに20名体制を目標に

イーグリッドの広島オフィス開設によるビジネス拡大

株式会社イーグリッドは、中国地方エリアでの事業拡大を目指し、2024年10月2日に広島県広島市に新オフィスを開設した。これにより、イーグリッドの拠点数は6箇所となり、BPO（ビジネスプロセスアウトソーシング）からAIプロダクトを活用したソリューション事業の強化が図られる。広島を中心とした中四国地方への展開が予定されている。^[1]

イーグリッドは2010年の創業以来、東京、神戸、米子へと進出を重ね、ニアショアでのソフトウェア開発や自社プロダクト開発、WEBマーケティング、ITコンサルティング事業を展開してきた。創業から13期連続で増収を継続しており、都市部のテック人材の出雲本社への採用や、島根県へのUIターン促進にも取り組んでいる。

広島オフィスの開設により、イーグリッドは3年後の2027年までに20名体制を目指している。エンジニア、コンサルタント、マーケティング人材の採用を強化し、営業から上流フェーズにおける基幹拠点としての機能を果たすことが期待される。また、地域企業との協業を通じて、広島の発展に寄与することも視野に入れている。

イーグリッドの広島オフィス概要

イーグリッドの公式サイトはこちら

BPOについて

BPOとは「Business Process Outsourcing」の略称で、企業の業務プロセスの一部を外部の専門業者に委託することを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• コア業務に集中できる効率化が可能
• 専門知識や最新技術の活用によるサービス品質の向上
• 固定費の変動費化によるコスト削減

イーグリッドが広島オフィスで展開を目指すBPO事業は、AIプロダクトを活用したソリューションと組み合わせることで、より高度な業務効率化や付加価値の創出が期待される。中四国地方の企業にとって、地域に密着したBPOサービスの提供は、地域経済の活性化や競争力強化につながる可能性がある。

イーグリッドの広島進出に関する考察

イーグリッドの広島進出は、中国地方におけるITソリューション市場の拡大を見据えた戦略的な動きだと言える。特にBPOとAIプロダクトを組み合わせた事業展開は、地域企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を加速させる可能性がある。一方で、地域の人材確保や他のIT企業との差別化が課題となる可能性もあるだろう。

今後、イーグリッドが広島で成功を収めるためには、地域の特性や需要を十分に理解し、カスタマイズされたソリューションを提供することが重要になると考えられる。また、地元の大学や研究機関との連携を強化し、産学連携によるイノベーション創出にも注力すべきだろう。これにより、地域に根ざしたテクノロジー企業としての地位を確立できる可能性がある。

長期的には、広島オフィスを拠点として中四国地方全体へのサービス展開が期待される。ニアショア開発のノウハウを活かしつつ、地域特有の課題解決に貢献することで、イーグリッドは地方創生のモデルケースとなる可能性を秘めている。今後の事業展開と地域経済への影響に注目が集まるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「イーグリッドが、広島に進出し中国地方でのソリューション事業を拡大 | 株式会社イーグリッドのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000105966.html, (参照 24-10-03).

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