キャディ株式会社がCADDi Drawerに3D CAD対応機能を追加、製造業全体の業務効率化に貢献
PR TIMES より
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記事の要約
- CADDi Drawerが3D CADデータに対応
- 年明けからオープンβ版提供予定
- 設計以外の職種でも業務効率化に貢献
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キャディ株式会社がCADDi Drawerの新機能を発表
キャディ株式会社は、図面データ活用クラウドCADDi Drawerの新機能として、3D CADデータ対応を2024年10月2日に発表した。年明けからオープンβ版の提供を予定しており、登録済み図面と紐付けることでシームレスな切り替えが可能になる。この機能により、設計者だけでなく製造・組立や営業など、設計以外の職種でも3D CADデータをクラウド上で確認できるようになるだろう。[1]
新機能実装の背景には、3D CADソフトのライセンスが高額であることや、3D CADデータの流通に手間がかかるという課題がある。CADDi Drawerは、製造業に関わるあらゆる職種の人が図面を活用することで、業務の効率化やコスト削減につなげることを目指している。設計から製造を含めたバリューチェーン全体で3D CADデータを活用することで、その価値をさらに高めることが可能になるのだ。
将来的には、3D CADデータに対して多様な関連データを紐付けたり、3Dの類似形状検索を可能にしたりすることで、部品の標準化や原価予測など、さらなる業務の効率化・高度化を実現する計画だ。開発者チームは、CADデータ解析基盤の構築や既存データとの融合、パフォーマンスへの対応など、様々な課題に取り組みながら機能開発を進めている。
CADDi Drawer新機能の概要
主な特徴 | 対応CADソフト | 提供開始 | |
---|---|---|---|
3D CADデータ対応 | クラウド上での閲覧が可能 | SOLIDWORKS, CATIA V5/V6, Solid Edge, JT, NX, AutoCAD, Autodesk Inventor | 年明けからオープンβ版 |
図面との紐付け | 登録済み図面とシームレスに切り替え可能 | - | - |
将来計画 | 3D類似検索、多様なデータとの関連付け | - | - |
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3D CADについて
3D CADとは、3次元コンピュータ支援設計(Computer-Aided Design)のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 3次元空間上で立体的に製品設計が可能
- 複雑な形状や構造を正確に表現できる
- 設計データを基に解析や製造工程の検討が可能
3D CADは従来の2次元CADと比較して、製品の形状や構造をより直感的に把握できるため、設計の効率化や品質向上に寄与する。CADDi Drawerの新機能により、3D CADデータがクラウド上で閲覧可能になることで、設計者以外の職種でも3Dモデルを活用した業務改善が期待できる。この技術は製造業全体のデジタル変革を加速させる可能性を秘めている。
CADDi Drawerの3D CAD対応に関する考察
CADDi Drawerの3D CAD対応は、製造業のデジタル変革を加速させる可能性を秘めている。設計者以外の職種でも3D CADデータを活用できるようになることで、製品開発プロセス全体の効率化や品質向上が期待できる。特に、製造・組立時の3D形状参照や営業デモへの活用など、幅広い業務領域での生産性向上が見込まれるだろう。
一方で、3D CADデータの扱いには高度な専門知識が必要となる場合があり、ユーザーの習熟度によっては効果的な活用が難しい可能性もある。この課題に対しては、直感的なユーザーインターフェースの開発や、3D CADデータの閲覧・操作に関する教育プログラムの提供が解決策として考えられる。また、セキュリティ面での配慮も重要になるだろう。
今後、CADDi Drawerには3D類似検索機能や多様なデータとの関連付け機能の追加が期待される。これらの機能が実現すれば、部品の標準化や原価予測の精度向上など、さらなる業務の効率化・高度化が可能になるだろう。製造業のAIデータプラットフォームとして、CADDi Drawerが果たす役割はますます大きくなっていくと考えられる。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「図面データ活用クラウド CADDi Drawer、3D CADデータに対応。登録図面と紐づけることで、シームレスで切り替えが可能に | キャディ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000123.000039886.html, (参照 24-10-03).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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