さいたま市みんなのアプリが新機能をリリース、デジタル地域通貨での行政給付受取が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

さいたま市みんなのアプリに新機能追加
行政給付受取登録など3つの機能をリリース
パパママ応援ギフトがデジタル地域通貨で受取可能に

さいたま市みんなのアプリの機能拡充でデジタル行政サービスが充実

フェリカポケットマーケティング株式会社は2024年10月1日、株式会社つなぐが運営する「さいたま市みんなのアプリ」に新機能をリリースした。行政給付受取登録、市の広報、オンライン相談の3つの機能が追加され、さいたま市の行政DX化とコミュニケーション円滑化に貢献する。^[1]

新機能の中でも注目されるのは行政給付受取登録機能だ。この機能により、各種給付をデジタル地域通貨で受け取ることが可能になった。給付されたデジタル地域通貨は「行政ポイント」として、1ポイント1円相当で利用できる仕組みとなっている。

さらに2024年10月1日からは、パパママ応援ギフト（出産・子育て応援給付金）の支給方法にデジタル地域通貨が追加された。デジタル地域通貨で受け取ると、1年間使用可能な「出産・子育て応援ポイント」が付与される。期間限定で追加特典も用意されている。

さいたま市みんなのアプリの新機能まとめ

	行政給付受取登録	市の広報	オンライン相談
主な機能	デジタル地域通貨での給付受取	広報媒体へのアクセス	ビデオ通話での相談
特徴	行政ポイントとして利用可能	情報アクセスの向上	相談窓口の予約機能
利用者メリット	給付金の柔軟な使用	市政情報の入手が容易に	遠隔での相談が可能

株式会社つなぐの公式サイトはこちら

デジタル地域通貨について

デジタル地域通貨とは、特定の地域内で使用可能なデジタル形式の通貨のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

スマートフォンアプリなどで管理・利用が可能
地域経済の活性化や地域内での消費促進に貢献
行政サービスとの連携により、給付金などの受け取りに活用可能

さいたま市みんなのアプリでは、デジタル地域通貨「さいコイン」「たまポン」が利用可能だ。これらの通貨は約1,450店舗の加盟店で使用でき、「さいコイン」は4つのメガバンクを含む203の金融機関でチャージが可能となっている。このように、デジタル地域通貨の導入により、地域経済の活性化と行政サービスのデジタル化が同時に推進されている。