キリンが氷結®mottainaiプロジェクト第2弾を発表、高知県産ぽんかんを使用したフードロス削減と農家支援の取り組みを拡大

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

キリンが氷結®mottainaiプロジェクト第2弾を発表、高知県産ぽんかんを使用したフードロス削減と農家支援の取り組みを拡大

PR TIMES より


記事の要約

  • キリンが「氷結®mottainaiぽんかん」を発売
  • フードロス削減と農家支援を目的とした商品
  • 「浜なし」版で約34,000個分のフードロス削減を実現

キリンの氷結®mottainaiプロジェクト第2弾が始動

キリンビール株式会社は、RTDブランド「氷結®」の継続的なCSV活動として「氷結®mottainaiプロジェクト」第2弾商品「キリン 氷結®mottainai ぽんかん(期間限定)」を2024年10月22日に新発売する。本商品は、高知県産ぽんかんの「モッタイナイ果実」を使用し、約200,000個分のフードロス削減と果実農家支援を目指している。[1]

第1弾商品「キリン 氷結®mottainai 浜なし(期間限定)」は、約34,000個分の果実のフードロス削減を実現し、売り上げの一部5,993,296円を横浜農業協同組合果樹部へ贈呈した。この取り組みは「食品ロス削減推進表彰」において酒類製造事業者で初の「審査委員長賞」を受賞するなど、高い評価を得ている。

「氷結®mottainaiプロジェクト」は、規格外果実の活用によるフードロス削減と、売り上げの一部を生産者へ寄付することによる農家支援を目的としている。キリンは今後も継続的に農家支援に取り組み、環境に配慮した多様な価値創造を通じてRTD市場の活性化を目指すとしている。

「キリン 氷結®mottainai ぽんかん(期間限定)」の特徴まとめ

中味 パッケージ 販売情報
特徴 高知県産ぽんかんの「モッタイナイ果実」使用 「氷結®mottainai」ロゴとダイヤカットの果実イラスト 2024年10月22日発売、全国展開
味わい 爽やかな香りと甘くてジューシーな味わい 特設サイトへのQRコード掲載 350ml缶・500ml缶、オープン価格
目標 約200,000個分のフードロス削減 社会貢献の取り組み姿勢を伝達 アルコール分4%
キリンホールディングス公式サイトはこちら

CSVについて

CSVとは、Creating Shared Valueの略称で、企業が社会課題の解決と自社の利益創出を両立させる経営概念のことを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 企業活動を通じて社会的価値と経済的価値を同時に創造
  • 社会課題の解決を事業機会として捉える戦略的アプローチ
  • 持続可能な企業成長と社会発展の両立を目指す

キリンの「氷結®mottainaiプロジェクト」は、フードロス削減という社会課題に取り組みながら、商品販売による利益創出を行うCSVの好例である。果実農家の支援や環境への配慮を通じて社会的価値を生み出すとともに、消費者の支持を得て経済的価値も創出している。このアプローチは、企業の社会的責任を果たしつつ、ビジネスの成長を実現する新たな経営モデルとして注目されている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「果実のフードロス削減・農家支援につながる氷結®mottainaiプロジェクト第2弾「キリン 氷結®mottainai ぽんかん(期間限定)」を新発売 | キリンホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001068.000073077.html, (参照 24-10-09).

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