株式会社PRIZMAが採用説明会資料の調査結果を公開、漫画活用の効果が明らかに

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

株式会社PRIZMAが採用説明会資料に関する調査を実施
3割以上の求職者が説明会資料を理解し切れていない
漫画やイラストの活用が効果的と判明

株式会社PRIZMAの採用説明会資料に関する調査結果

株式会社PRIZMAは2024年10月8日、採用説明会の資料に漫画を活用している企業の採用担当者266名と企業の採用説明会に参加したことがある求職者258名を対象に「企業の採用説明会資料に関する調査」を実施し結果を公開した。この調査は採用説明会資料の課題や効果的な要素、求職者の理解度などを明らかにすることを目的としている。^[1]

調査結果によると採用担当者の51.6%が自社サービスや事業内容の魅力を正確に伝えるにあたり「漫画やイラスト等を用いた視覚的に分かりやすい要素」が効果的だと回答している。さらに98.5%の採用担当者が資料に漫画を活用したことで求職者の自社に対する理解度が上がったと実感していることが明らかになった。

一方で求職者側の回答を見ると32.5%が採用説明会の資料内容を見ても会社について理解し切れていないと回答している。理解し切れなかった理由として最も多かったのは「具体的なイメージがつきにくい」で59.5%を占めた。求職者が求める資料の工夫として最も多かったのは「社員の日常や社風を描いた漫画・イラスト」で48.8%だった。

採用説明会資料に関する調査結果まとめ

	採用担当者の回答	求職者の回答
効果的な要素	漫画やイラスト等を用いた視覚的に分かりやすい要素（51.6%）	社員の日常や社風を描いた漫画・イラスト（48.8%）
漫画活用の効果	求職者の理解度が上がった（98.5%）	-
理解度	-	理解し切れていない（32.5%）
理解し切れない理由	-	具体的なイメージがつきにくい（59.5%）

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漫画PRについて

漫画PRとは株式会社PRIZMAが提供するサービスで、SNS総フォロワー数5万人から100万人超えの漫画クリエイターを活用し企業や商品・サービスのPR投稿を実施するものである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

業界で影響力のある200名以上のクリエイターと提携
漫画素材の2次利用が可能
契約から納品まで1ヶ月から2ヶ月程度

漫画PRサービスでは一括ディレクションが可能となっており、シナリオ作成からラフ作成、納品までの全工程を一括でディレクションすることができる。このサービスを活用することで企業は効果的な漫画コンテンツを作成しSNSを通じて自社サービスの拡散を図ることが可能となる。採用説明会資料への活用も視野に入れることができるだろう。

採用説明会資料への漫画活用に関する考察

採用説明会資料に漫画やイラストを活用することで、求職者の理解度向上に大きく寄与する可能性がある。具体的なイメージがつきやすくなり、会社の雰囲気や業務内容をより直感的に伝えることができるため、採用のミスマッチを減らすことにもつながるだろう。ただし、漫画やイラストの質や内容によっては逆効果になる可能性もあるため、専門家の協力を得ながら慎重に制作を進める必要がある。

今後の課題としては、漫画やイラストを活用した資料の制作コストや時間の問題が挙げられる。特に中小企業にとっては、高品質な漫画コンテンツを継続的に制作することが難しい場合もあるだろう。この問題に対しては、テンプレート化や外部サービスの活用、社内での漫画制作スキルの育成などが解決策として考えられる。また、デジタル技術の進歩により、AI支援による漫画制作の効率化も期待される。

将来的には、VRやARなどの技術を活用した没入型の採用説明会資料の登場も考えられる。漫画やイラストを単に静的に表示するだけでなく、インタラクティブな要素を加えることで、より深い理解と興味を促すことができるだろう。採用活動のデジタル化が進む中、こうした新しい技術と従来の漫画表現を融合させた革新的な採用説明会資料の登場に期待したい。

参考サイト

^ PR TIMES. 「【最新の求職者動向】3割以上の方が説明会資料を理解し切れていない！採用担当者の解決策は〇〇 | 株式会社PRIZMAのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000149156.html, (参照 24-10-11).

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