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公開：2024-10-11

フェリシモがユネスコと共同でチャリティープレート展示、岸本斉史の「ナルト＆九喇嘛」デザインも登場し神戸ポートタワーで特別展開

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• フェリシモが神戸ポートタワーでチャリティープレート展示
• 岸本斉史のナルト＆九喇嘛デザインが登場
• 世界の子どもたちの未来創りを支援

フェリシモがユネスコ本部との共同事業「トリビュート21」を展開

フェリシモは、神戸ポートタワーにて、ユネスコ本部との共同事業「トリビュート21 プレートプロジェクト」で生まれた作品を2024年10月31日まで展示している。この活動に賛同したアーティスト、俳優、デザイナーなど、各界で活躍する人々によってプレートのデザインが施されており、売り上げの一部は世界の子どもたちの未来創りを支援する活動に役立てられる。^[1]

展示会は9月19日から10月31日まで開催され、神戸ポートタワー展望フロア1階ギャラリー「Gallery 360」と展望フロア5階「Smile Park」で行われる。展示されるプレートには、ソニア・リキエル、黒田征太郎、荒木経惟、武豊、毛利衛、永田萌、石田ひかりなど、多彩な顔ぶれによるデザインが含まれている。

2023年には12年ぶりの新デザインとして、岸本斉史、安野モヨコ、小山宙哉によるプレートが追加された。特に岸本斉史の「ナルト＆九喇嘛（クラマ）」デザインは、巨大フォトスポットとして展示されており、数量限定で販売も行われている。このプレートの売り上げの一部は、旭山動物園とボルネオの森支援プロジェクトにも拠出される。

トリビュート21プレートプロジェクトの概要

フェリシモの公式サイトはこちら

チャリティープレートについて

チャリティープレートとは、アーティストやデザイナーなどが無償でデザインを提供し、その売り上げの一部を慈善活動に寄付するプレートのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 芸術性と社会貢献を兼ね備えた商品
• 購入者も間接的に慈善活動に参加可能
• デザイナーの知名度向上にも寄与

フェリシモのトリビュート21プレートプロジェクトでは、これまでに650枚以上のデザインが生み出されている。2022年には世界遺産条約採択50周年を記念し、ユネスコ世界遺産センターとパートナーシップを更新。世界遺産を「未来への贈り物」として保全し、価値向上させていく活動を継続的に支援している。

トリビュート21プレートプロジェクトに関する考察

トリビュート21プレートプロジェクトの長期にわたる継続は、アートを通じた社会貢献の成功例として評価できる。特に、岸本斉史や安野モヨコなど、人気漫画家の参加により、若い世代の関心を集める可能性が高まっている。一方で、プロジェクトの認知度向上や、より幅広い層への訴求が今後の課題となるだろう。

今後起こりうる問題として、デザインの重複や新規性の低下が考えられる。これに対しては、新たな分野のアーティストの起用や、テーマ性を持たせた限定シリーズの展開など、プロジェクトに新たな価値を付加する工夫が必要になるだろう。また、デジタル技術を活用したインタラクティブな展示や、AR技術を用いたプレートの拡張表現なども、プロジェクトの魅力を高める可能性がある。

今後期待したいのは、このプロジェクトを通じて生まれた国際的なネットワークを活かし、より直接的な文化交流や教育支援につなげていくことだ。例えば、参加アーティストによるオンラインワークショップの開催や、支援先の子どもたちとのコラボレーション作品の制作など、プレートを超えた多様な取り組みへの発展が望まれる。プロジェクトの進化が、より多くの人々の心に響く社会貢献活動へと成長することを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ユネスコ本部とフェリシモの共同事業「トリビュート21」チャリティープレートを神戸ポートタワーで10月31日まで特別展示中 | 株式会社フェリシモのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003676.000012759.html, (参照 24-10-11).

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