harmoがワクチン管理サービスを正式リリース、全国の医療機関に無償提供で予防接種の安全性向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

harmoがワクチン管理サービスを正式リリース
医療機関向けアプリで接種間違い防止機能を提供
全国の医療機関に無償で提供開始

harmoワクチンケアの正式リリースで予防接種の安全性向上

シミックホールディングス株式会社のグループ会社であるharmo株式会社は2024年10月8日に予防接種管理サービス「harmoワクチンケア」の医療機関向けアプリを正式にリリースした。このサービスは誰もが安心・安全に予防接種を管理できるよう設計されており全国の医療機関に無償で提供される。^[1]

harmoワクチンケアの主な特長として接種ルールの自動チェック機能による接種間違い防止や最新の接種ルールへの対応が挙げられる。さらにワクチンのバーコードスキャンによる正確な接種記録の登録や電子カルテへの転送機能も備えており医療機関と患者の連携を強化している。

このサービスは川崎市川崎区や北海道羊蹄山麓などでの先行導入を経て改良を重ねてきた。川崎区では約30の内科・小児科に導入され約50,000件の接種記録が登録され100件を超える接種間違いを未然に防止するなど高い効果を示している。今後は全国展開を通じてさらなる改良を進める予定だ。

harmoワクチンケアの主な機能まとめ

機能	概要	利点
接種ルール自動チェック	小児科医監修のもと開発	接種間違いを防止
最新接種ルール対応	常に最新のルールを反映	安心して使用可能
バーコードスキャン	ワクチンのバーコードを読み取り	正確な接種記録の登録が簡単
電子カルテ連携	接種記録の転送機能（試験提供）	医療機関の業務効率化
アプリ連携	医療機関と患者のデータ共有	予防接種の共同管理が可能

harmoワクチンケアの詳細はこちら

予防接種管理について

予防接種管理とは個人や医療機関が予防接種の履歴や予定を適切に把握し管理することを指しており主な特徴として以下のような点が挙げられる。

接種スケジュールの最適化と把握
接種間違いのリスク低減
個人の健康記録の一元管理

harmoワクチンケアは複雑化する予防接種スケジュールの管理を支援し接種間違いのリスクを低減する。特に乳児期の予防接種回数増加に対応し医療機関と患者双方の負担を軽減する。さらにデジタル庁が構想するPublic Medical Hub (PMH)との連携も視野に入れており今後の予防接種管理のデジタル化を加速させる可能性がある。

参考サイト

^ PR TIMES. 「予防接種を安全に！「harmo ワクチンケア」正式リリース　全国の医療機関に「接種間違い防止機能」を無償提供開始 | シミックホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000051375.html, (参照 24-10-11).
デジタル庁. https://www.digital.go.jp/

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