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公開：2024-10-13

ゼロイチと兼松グランクスが資本業務提携、01coreとCrefar CMSのクロスセルでデジタル競争力を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ゼロイチが兼松グランクスと資本業務提携契約を締結
• 01coreとCrefar CMSのクロスセルや共同開発を計画
• デジタル領域での競争力強化を目指す

ゼロイチと兼松グランクスの資本業務提携による事業拡大

株式会社ゼロイチは、兼松株式会社のグループ会社である兼松グランクス株式会社と2024年10月に資本業務提携契約を締結した。この提携により、ゼロイチのソリューションや基幹システム開発技術と、兼松グランクスのデジタルマーケティング支援のノウハウや顧客基盤を融合し、さらなる技術開発とサービス拡大を目指している。^[1]

具体的な取り組みとして、ゼロイチのDX支援サービス「01core」と、兼松グランクスが提供するSaaS型のWebサイト制作ツール「Crefar CMS」のクロスセルや共同開発を通じて、デジタル領域全般での競争力を高めていく計画だ。この協業により、両社の強みを活かしたより包括的なデジタルソリューションの提供が可能になると期待されている。

兼松グランクスは、メディア運営からシステム開発・運営、コンテンツ事業まで幅広く展開するデジタルエージェンシーである。2019年からはSaaS型のWebサイト制作ツール「Crefar CMS」を提供しており、企業のウェブサイトを起点とした情報発信や集客といったデジタルマーケティング支援事業を展開している。この実績と経験が、ゼロイチとの提携による相乗効果を生み出す原動力となるだろう。

ゼロイチと兼松グランクスの提携内容まとめ

DXについて

DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略称で、企業がデジタル技術を活用して事業モデルを変革し、競争力を強化する取り組みのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 既存のビジネスプロセスのデジタル化による効率化
• データ分析に基づく意思決定と顧客体験の向上
• 新たなデジタルサービスや製品の創出

ゼロイチの提供する「01core」は、このDXを支援するサービスとして位置づけられている。汎用的な機能パーツを組み合わせるだけで、各企業が課題とするDXを推進するためのオリジナルシステムの生成が可能な"開発しない"新しいシステム生成プラットフォームとして、導入にかかる工数の短縮や開発コストの大幅な削減を実現している。

ゼロイチと兼松グランクスの資本業務提携に関する考察

ゼロイチと兼松グランクスの資本業務提携は、両社の強みを活かしたシナジー効果が期待できる戦略的な動きだ。ゼロイチのDX支援サービス「01core」と兼松グランクスの「Crefar CMS」を組み合わせることで、企業のデジタル化ニーズに対してより包括的なソリューションを提供できるようになるだろう。特にWebサイトの構築からDX推進まで一貫したサポートが可能となり、顧客企業の競争力強化に大きく貢献する可能性がある。

一方で、今後の課題としては両社のサービスの統合や運用体制の構築が挙げられる。異なる企業文化や業務プロセスの調整、技術的な統合など、スムーズな協業を実現するためには多くの障壁を乗り越える必要があるだろう。これらの課題に対しては、明確なロードマップの策定や定期的な進捗確認、柔軟な対応策の準備などが重要になってくる。

将来的には、AIやIoTなどの先端技術を活用した新たなサービスの開発や、グローバル展開などの事業拡大も視野に入れることができるだろう。また、企業のDXニーズの多様化に対応するため、業種特化型のソリューションの開発やコンサルティング機能の強化なども期待したい。この提携を通じて、日本企業のDX推進をリードする存在となることを期待する。

参考サイト

1. ^ . 「ゼロイチ、兼松グランクス社と資本業務提携契約を締結 | 株式会社ゼロイチのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000145202.html, (参照 24-10-13).

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