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JDSCが神戸大学のAIスマート空調技術に協力、エネルギー消費40%超削減を実現する技術の普及拡大へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

JDSCが神戸大学のAIスマート空調技術に協力、エネルギー消費40%超削減を実現する技術の普及拡大へ

より


記事の要約

  • JDSCが神戸大学のAIスマート空調技術に協力
  • AIスマート空調で空調消費エネルギーを約40%削減
  • JDSCがエラー検出自動化とアルゴリズム改良を支援

JDSCと神戸大学のAIスマート空調技術協力による省エネ推進

株式会社JDSCは2024年10月10日、国立大学法人神戸大学が推進する「AIスマート空調」の社会実装において技術提供を行うことを発表した。神戸大学発のスタートアップKOBEイノベーションガレージ合同会社とともに、AIとデータサイエンスの技術力を活用してエラーや不具合検出の自動化とアルゴリズムの改良を支援する。[1]

「AIスマート空調」は、IoTデータ等を用いて熱需要を予測し快適性を保ちながらエネルギー消費を抑制する空調制御技術だ。神戸大学の実証実験では約40%を超える空調消費エネルギーの大幅削減に成功している。JDSCは高度な専門性を要する不具合の原因特定や、システムの更なる高度化を支援することで技術の普及拡大を目指す。

JDSCはこれまでにもダイキン工業株式会社と空調機器のIoTデータを用いた不具合監視・運転異常予兆検出AIを共同開発した実績がある。今回の協力を通じて、AIスマート空調技術の高度化と普及拡大に貢献し、CO2排出削減によるエネルギー効率の高い社会の実現を目指している。

AIスマート空調技術の概要

項目 詳細
技術名 AIスマート空調
開発元 神戸大学
主な特徴 IoTデータ活用、熱需要予測、エネルギー消費抑制
削減効果 空調消費エネルギー約40%超削減
協力企業 JDSC、KOBEイノベーションガレージ
JDSCの役割 エラー検出自動化、アルゴリズム改良支援
JDSCの公式サイトはこちら

IoTデータについて

IoTデータとは、Internet of Things(モノのインターネット)によって収集されるデータのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 様々なデバイスやセンサーから収集される大量のデータ
  • リアルタイムでの収集と分析が可能
  • 機器の状態や環境条件などの多様な情報を含む

AIスマート空調技術では、IoTデータを活用して外気温や人流、顧客の服装などから熱需要を予測している。これにより、従来の固定的な空調制御ではなく、状況に応じた柔軟な制御が可能となり空調消費エネルギーの大幅な削減を実現している。JDSCの技術支援により、IoTデータの解析精度向上や異常検知の効率化が期待される。

参考サイト

  1. ^ . 「神戸大学が推進し、空調消費エネルギーを約40%超削減する「AIスマート空調」の確実な社会実装にJDSCが技術提供 | 株式会社JDSCのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000040467.html, (参照 24-10-13).

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