K-BITがmebaLにGeminiベースのAI機能を搭載、業務効率化と情報共有の促進へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

K-BIT社がナレッジ共有サービスmebaLでmebaL AIを提供開始
Geminiをベースとしたチャット形式FAQ機能を実装
文字起こしAI要約機能も10月25日から提供予定

K-BITがmebaLにGeminiベースのAI機能を搭載し業務効率化を促進

株式会社K-BITは2024年7月17日にナレッジ共有サービスmebaLにおいて、Google社の生成AI「Gemini」をベースとした新機能「mebaL AI」の提供を開始した。この機能は社内情報の素早い検索を可能にするチャット形式FAQ機能と、議事録作成を効率化する音声テキスト化要約機能を提供する。^[1]

mebaL AIの特徴として、対話形式での社内情報検索や AIで解決できない場合の回答担当者への質問導線、ハルシネーション対策としての根拠データ表示、データのセキュリティ確保などが挙げられる。これらの機能により、社内の問い合わせ業務の効率化やプレゼンテーション資料の初期案作成などが容易になるだろう。

さらに、2024年10月25日からは文字起こしAI要約機能の提供も予定されている。この機能では要約範囲の自由な指定やユーザー主導のAI要約指示、外部ゲスト招待機能、従量課金なしでの利用が可能だ。社内会議や顧客との商談、採用面接の記録など、様々な場面での活用が期待される。

mebaL AIの主要機能まとめ

	チャット形式FAQ機能	文字起こしAI要約機能
主な特徴	対話形式での社内情報検索	要約範囲の自由な指定
ハルシネーション対策	根拠データの表示	ユーザー主導の要約指示
セキュリティ	データの外部漏洩防止	外部ゲスト招待機能
提供開始日	2024年7月17日	2024年10月25日（予定）
活用シーン	問い合わせ業務、資料作成	会議記録、商談記録、面接記録

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ハルシネーションについて

ハルシネーションとは、生成AIが実際には存在しない情報や事実を生成してしまう現象のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

AIが学習データにない情報を創作してしまう
一見もっともらしい回答だが事実と異なる場合がある
AIの出力結果の信頼性を低下させる要因となる

mebaL AIではこのハルシネーション対策として、AIが回答に使用した根拠データを関連度順に一覧で表示する機能を実装している。これにより、ユーザーは生成された情報の信頼性を確認することが可能となり、より安心してAI機能を活用できるようになるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「ナレッジ共有サービスmebaL（メバエル）、生成AI「Gemini」をベースとしたmebaL AIを搭載。チャット形式FAQ機能および文字起こし要約機能を提供開始。 | 株式会社K-BITのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000103279.html, (参照 24-10-18).
Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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