アンティルがPRコックピットを提供開始、メディアリレーションの定量評価で広報・PR活動の効果測定を革新

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

アンティルがPRコックピットを提供開始
メディアリレーション資産化ツールを開発
エンゲージメントを定量評価する新指標

アンティルがPRコックピットを提供開始、メディアリレーション評価に新指標

株式会社アンティルは、メディアごとのエンゲージメントを定量評価できるメディアリレーション資産化ツール「PRコックピット」を2024年10月21日より提供開始した。このツールは事業会社の広報部門や企業の広報・PR活動を支援するPR会社向けに開発され、広告換算額や掲載数に続く新たな成果指標として期待されている。^[1]

PRコックピットの主な機能として、メディアごとのエンゲージメントをスコア化して評価する機能がある。メール開封や資料ダウンロード、電話、面会、掲載といったアクションをエンゲージメントスコアとして算出することで、広報・PR活動の成果を可視化することが可能だ。これにより、広報担当者の評価や活動の効果測定がより具体的になると考えられる。

また、メディアコンタクト履歴の一元管理機能も搭載されている。この機能により、メディアリストの管理負荷が軽減されるとともに、前任者の退職や異動などによる中長期的なメディアリレーションの蓄積・活用の課題も解決される。さらに、メディア側にとっても、自社に最適な情報を得やすくなるという利点がある。

PRコックピットの機能まとめ

機能	詳細
エンゲージメントスコア算出	メディアごとのアクションを定量評価
メディアコンタクト履歴管理	リレーション情報の一元管理と活用
ネクストアクションリマインド	広報・PR活動の機会損失を防止
提供プラン	月額8万円（税別）
初期サポート	20万円（税別）、希望企業のみ

PRコックピットの詳細はこちら

メディアリレーションについて

メディアリレーションとは、企業や組織がメディアとの良好な関係を構築・維持することを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

企業の広報・PR活動の基本となる重要な要素
メディアとの信頼関係構築により効果的な情報発信が可能
長期的な視点での関係性維持が求められる

PRコックピットは、このメディアリレーションを定量的に評価し可視化することで、企業の広報・PR活動の効果測定を支援する。従来はアナログかつ属人的で評価が難しかったメディアリレーションの構築状況を、エンゲージメントスコアという形で数値化することで、より戦略的な広報活動の展開が可能になると期待されている。

参考サイト

^ PR TIMES. 「メディアごとのエンゲージメントを定量評価　メディアリレーション資産化ツール「PRコックピット」を提供開始 | 株式会社アンティルのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000054907.html, (参照 24-10-22).

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