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公開：2024-10-22

バリューデザインが「おさいふPay」発表、QRコード決済で自治体や企業のキャッシュレス化を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• バリューデザインが「おさいふPay」をリリース
• QRコード決済で専用端末不要のキャッシュレス
• 自治体や企業向けの活用シーンを提案

バリューデザインが新サービス「おさいふPay」を発表

ペイクラウドホールディングス株式会社の子会社であるバリューデザインは2024年10月21日、ユーザー読取り型ウォレット「おさいふPay」をリリースした。このサービスは専用の決済端末機や利用者向けスマホアプリが不要で、店舗側が提示するQRコードをユーザーがスマートフォンでスキャンするだけで支払いを完了できる仕組みだ。^[1]

「おさいふPay」はウェブアプリ方式を採用しており、利用者向けスマートフォンアプリの開発費用を抑えつつキャッシュレス化やクーポン等のデジタル化を実現できる。ハウス電子マネーやデジタルクーポン、デジタル会員証をまとめて利用可能なため、システムコストの削減と運用者の業務負担軽減、利用者の利便性向上が期待できるだろう。

バリューデザインは「おさいふPay」の活用シーンとして、自治体による目的別交付金のデジタル化や地域通貨、企業の株主優待のデジタル化、イベントでのキャッシュレス決済対応などを提案している。これにより、従来の紙ベースの管理から脱却し、デジタル化によるコスト削減と利便性向上を実現する狙いがある。

「おさいふPay」の主な機能と特徴

バリューデザインの公式サイトはこちら

独自Payについて

独自Payとは、企業や店舗が独自に発行する電子マネーやポイントシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 顧客データの蓄積が可能
• リチャージ式による利用者の囲い込み
• デジタルクーポンなどの特典付与が容易

バリューデザインの「Value Card」サービスは、独自Payを軸とするサービスとして全国12万店舗以上に導入されている。独自Payは顧客のロイヤルカスタマー化や常連客の来店頻度アップ、購入単価アップを促進することが可能で、企業や店舗の売上向上に貢献する効果的なツールとなっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「自治体向け地域通貨、法人向け株主優待も「独自Pay」で実現　バリューデザイン、ユーザー読取り型ウォレット「おさいふPay」をリリース | ペイクラウドホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000329.000004318.html, (参照 24-10-22).

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