JSTQBがFoundation Level試験の新シラバスVersion 2023V4.0を適用、国際的なテスト技術者の育成を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

JSTQBがFoundation Level試験の新シラバスを適用
2024年11月1日から新試験の運用を開始
試験申込みは10月31日午前中から受付開始

JSTQB Foundation Level試験のシラバスVersion 2023V4.0適用開始

JSTQBは国際的なソフトウェアテスト技術者資格認定組織として、Foundation Level シラバスVersion 2023V4.0を適用した試験を2024年11月1日より開始すると発表した。Foundation Level試験はシステムやソフトウェアの評価・検証・テストに関する基礎的な技術力を証明する重要な資格試験となっている。^[1]

試験の申込み受付は2024年10月31日午前中から開始され、11月30日までの期間で実施される予定だ。受験料は税込22,000円で支払いはクレジットカードのみとなり、VISA、Master、JCB、AMEXが利用可能である。

受験にあたっては顔写真付きの本人確認書類が必要となり、パスポートや運転免許証、マイナンバーカード等の持参が求められている。試験室内への私物持ち込みは禁止され、必要なホワイトノートとペンはテストセンターから支給されることとなった。

JSTQB Foundation Level試験Version 2023V4.0の概要

項目	詳細
試験実施期間	2024年11月1日～11月30日
申込み開始日	2024年10月31日午前中
受験料	22,000円（税込）
支払方法	クレジットカード（VISA、Master、JCB、AMEX）
持ち物	顔写真付き本人確認書類（パスポート、運転免許証等）
合否通知	2024年12月中旬頃予定

Foundation Level Version 2023V4.0シラバスの詳細はこちら

ソフトウェアテストについて

ソフトウェアテストとは、開発されたソフトウェアの品質を評価・検証するための重要なプロセスであり、以下のような特徴がある。

システムの不具合や欠陥を早期に発見し修正が可能
ユーザー要件との適合性を確認し品質を保証
開発プロセス全体の効率と信頼性を向上

JSTQBが提供するFoundation Level試験は、国際的に通用するソフトウェアテストの手法や技法の基礎知識を評価する重要な資格試験となっている。このシラバスVersion 2023V4.0の適用により、より実践的で現代のソフトウェア開発環境に即した知識の習得が可能となるだろう。

JSTQB Foundation Level試験Version 2023V4.0に関する考察

新シラバスの適用は、急速に進化するソフトウェア開発の現場に対応するための重要な一歩となっている。特にDevOpsやアジャイル開発の普及により、テスト技術者に求められる知識や技術が大きく変化している中で、最新の開発手法やツールに関する理解を深められる機会となるだろう。

今後は受験者数の増加に伴い、試験会場や日程の確保が課題となる可能性がある。オンライン試験の導入や、地方での試験実施機会の増加など、より柔軟な受験環境の整備が必要となってくるだろう。

また、グローバル化が進む中で、日本のソフトウェアテスト技術者の国際競争力強化も重要な課題となっている。JSTQBには継続的なシラバスの更新と、より実践的な内容の充実を期待したい。

参考サイト

^ PR TIMES. 「JSTQB(ソフトウェアテスト技術者資格認定組織)は、Foundation Level シラバスVersion 2023V4.0を適用した試験を11月1日(金)より開始いたします | 特定非営利活動法人ソフトウェアテスト技術振興協会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000054604.html, (参照 24-10-23).

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