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ASUSとGIGABYTEが120Gbps対応のThunderbolt 5拡張カードを発表、高速データ転送と充電機能を実現へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ASUSとGIGABYTEがThunderbolt 5拡張カードを発表
  • 最大120Gbpsの転送速度と高速充電に対応
  • 発売時期と価格は両社とも未定

ASUSとGIGABYTEが新型Thunderbolt 5拡張カードを発表

ASUSとGIGABYTEは、最新のThunderbolt 5規格に対応した拡張カード「ThunderboltEX 5」と「THUNDERBOLTS 5」を発表した。両社の製品はIntel JHL9580チップセットを採用し、最大120Gbpsの高速データ転送と複数のThunderboltデバイスの接続に対応している。[1]

ASUSのThunderboltEX 5は2基のThunderbolt 5ポートと3基のMini DPポートを搭載し、DisplayPort 2.1規格に準拠したグラフィックス出力が可能となっている。PCIe 4.0 x4インターフェイスを採用し、最大130Wの充電機能とポートあたり5台までのデイジーチェーン接続をサポートするだろう。

GIGABYTEのTHUNDERBOLTS 5も同様の基本仕様を備え、最大80Gbpsの双方向通信と最大100Wの給電に対応している。ポートあたり5台までのデイジーチェーン接続が可能で、PCIe 4.0 x4インターフェイスを採用することで高速なデータ転送を実現した。

Thunderbolt 5拡張カードの主要スペック比較

ASUS ThunderboltEX 5 GIGABYTE THUNDERBOLTS 5
チップセット Intel JHL9580 Intel JHL9580
最大転送速度 120Gbps 80Gbps(双方向)
最大給電能力 130W 100W
インターフェイス PCIe 4.0 x4 PCIe 4.0 x4

Thunderbolt 5について

Thunderbolt 5は、最新の高速データ転送規格であり、以下のような特徴を持っている。

  • 最大120Gbpsの転送速度をサポート
  • 8K/60Hzディスプレイ出力に対応
  • 最大240Wまでの給電が可能

Thunderbolt 5は従来のThunderbolt 4と比較して3倍の転送速度を実現し、高解像度ディスプレイの出力や大容量データの転送を効率的に処理することが可能となった。USBの次世代規格として注目を集めている技術である。

Thunderbolt 5拡張カードに関する考察

ASUSとGIGABYTEから発表されたThunderbolt 5拡張カードは、高速データ転送と柔軟な拡張性を両立している点が評価できる。特にデイジーチェーン接続のサポートにより、複数のThunderboltデバイスを効率的に管理できるようになったことは大きな利点となるだろう。

今後の課題としては、対応デバイスの普及と価格設定が挙げられる。Thunderbolt 5対応製品はまだ少なく、高価格帯に位置することが予想されるため、一般ユーザーへの普及には時間がかかる可能性が高い。製品の安定供給と適切な価格設定が重要となるだろう。

将来的には8K以上の高解像度ディスプレイや大容量ストレージなど、高速転送を必要とするデバイスの増加に伴い、Thunderbolt 5の需要は確実に高まると予想される。両社には早期の製品投入と安定した性能の提供が期待される。

参考サイト

  1. ^ ASUS. 「ThunderboltEX 5|Motherboards|ASUS Global」. https://www.asus.com/motherboards-components/motherboards/accessories/thunderboltex-5/, (参照 24-10-23).
  2. Intel. https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html

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