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エプソンが着脱式バッテリ搭載の13.3型モバイルノートEndeavor NA610Eを発売、工具不要の簡単交換でPCの長期使用を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • エプソンが13.3型モバイルノートEndeavor NA610Eを発売
  • 着脱式バッテリ採用で約960gの軽量化を実現
  • 価格は16万1,040円からで受注開始

エプソンが軽量な着脱式バッテリモバイルノートを発表

エプソンは13.3型モバイルノート「Endeavor NA610E」を2024年10月22日より受注開始した。カバーを開けずにバッテリ交換が可能な着脱式バッテリを採用しながら重量約960gを実現し、モバイル性を損なうことなく長期使用を可能にしている。[1]

同社の調査によると一般的なモバイルノートPCのバッテリは3.6年程度で性能が約60%まで低下することが判明しており、バッテリ交換の手軽さが製品寿命を大きく左右する。Endeavor NA610Eはこの課題を解決するため、スライドスイッチだけで着脱可能なツールフリーバッテリを実装したのだ。

メーカー修理を必要としないバッテリ交換方式を採用することで、ダウンタイムの低減やトータルコストの削減、環境負荷の軽減を実現している。セキュリティ上の理由でPCを社外に持ち出せない企業においても、ユーザー自身でのバッテリ交換が可能になるだろう。

Endeavor NA610Eの主な仕様

項目 詳細
CPU Core 5 120U
メモリ 8GB/16GB/32GB
ストレージ 256GB/512GB/1TB/2TB SSD
ディスプレイ 13.3型 1,920×1,200ドット非光沢
バッテリー駆動時間 約6.7時間
本体サイズ 約296.6×216×18.9mm

着脱式バッテリについて

着脱式バッテリとは、PCのカバーやネジを外すことなく交換可能なバッテリシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 工具不要でスライドスイッチのみで交換可能
  • メーカー修理を必要としない簡単な交換方式
  • ダウンタイムを最小限に抑えられる利便性

従来の内蔵型バッテリを採用したモバイルノートPCでは、バッテリ交換時にカバーを開ける必要があり、防水性や堅牢性の確保が課題となっていた。Endeavor NA610Eの着脱式バッテリは、PCの薄型軽量化とバッテリ交換の容易さを両立させることで、PCの長期使用を実現している。

Endeavor NA610Eに関する考察

Endeavor NA610Eの着脱式バッテリ採用は、モバイルノートPCにおける重要な技術革新となる可能性を秘めている。バッテリ交換の容易さと軽量化の両立は、PCの長期使用を促進し環境負荷の低減にも貢献するだろう。特に企業ユーザーにとって、セキュリティを維持したままバッテリ交換が可能になる点は大きな利点となる。

今後の課題として、着脱式バッテリの耐久性や防塵・防水性能の維持が挙げられる。バッテリ着脱部分の経年劣化や使用環境による影響を最小限に抑えるための技術開発が必要になるだろう。解決策としては、より高度な防水シール技術の採用や、バッテリ接続部の強化などが考えられる。

将来的には、急速充電技術との組み合わせやワイヤレス充電への対応など、さらなる利便性向上が期待される。モバイルノートPCの新たな標準として、着脱式バッテリの採用が広がることで、持続可能なPC利用環境の実現に近づくだろう。

参考サイト

  1. ^ EPSON. 「Endeavor NA610E -13.3型ユーザーによるバッテリー交換が可能。質量約960gの13.3型モバイルPC | エプソンダイレクトショップ」. https://shop.epson.jp/pc/note/teaser/, (参照 24-10-23).

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